あらすじ
ビジネス、エンタメ、歴史などのシーンで大活躍の一流から、人生で役立つ奇想天外の発想をクイズ形式で学べるユニークな1冊。著者は累計60万部突破の人気作家であり、『アタック25』『クイズタイムショック』などのクイズ番組で優勝を重ねてきた博識王
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Posted by ブクログ
クイズ形式になっていて、考えながら読む。読解力は別としてページを捲る速さだけは自信がある私だが、珍しく手を止めてウンウンと考える。気付くと、それが楽しくて、あー良い本だなぁと。本との対話が有意義なのは今更言うまでもないが、それを強制的に促す仕掛け。いや、クイズ自体は大したことないし、発想を問うには乱暴過ぎるというものも一部あるのだが。
一流は何を考えているか。何かトラブルに見舞われた時に何を考えて乗り切ったか、どう前向きに考えたか、という話だ。掲載される人が一流かどうか、私には分からない。単に有名、スポーツが上手い、金稼ぎが上手くいっただけではという人たちも並ぶが、そこは一旦素直に話を聞こう。
内容を書くとクイズの答えに触れてしまいそうなので難しいが、問いとしては、例えば「中古のベッドが急に売れるようになった。どんな売り方をしたか」みたいな感じだ。
日常生活を読書に喩えるなら、何気なく生きる行為は本を読まないか無為にページを捲るに等しい。何かテーマを持って普段の道を歩けば、それは答えを探すことにも繋がり、セレンディピティに出会いやすい。トラブルがあってから自分に問うのは、一流でなくとも、当たり前だという気がするのだ。寧ろ、日常の何気ない問いに向かい合うという所作こそ読書で身につくものかも知れない。
Posted by ブクログ
私たちの人生は「答えのないクイズ」の連続。どんな選択をするかによって、未来はどんどん変わってしまう。→今、この瞬間の選択を正しかったものにするべく、一流の考え方を事例をもとに紹介してくれる本です。
思いもつかないような答えがいくつもありました。
特にイチロー、エジソンはやっぱり凄い人でした。
① 成功の秘訣は、自分の職業をレジャーと見なすこと。
② 「辛そうに毎日会社に行くよりも、楽しそうに毎日遊んでくれない?」
③ 「✖️印だって、ちょっと斜めから見たら➕に変わる」
④ エジソンが自分の研究所が火事で燃えているのを見た時……「家事というのはありがたいね。今までの失敗を全て灰にしてくれた。またゼロからスタートできることを、神に感謝しなければならない。」
「自分はまだ67歳でしかない。明日からさっそくゼロからやり直そう。落ち込んでいるヒマはない。」