【感想・ネタバレ】名勝負数え唄 俺たちの昭和プロレスのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

藤波と長州の対談と藤波、長州それぞれの自分のプロレス史を振り返るという構成。古館の実況で生まれた「名勝負数え唄」という言葉だが、その言葉に煽られるように、"下克上"の「長州革命」に私も含めたプロレスファンは遅れてきた大物・長州力に喝采を送り、さらに長州と藤波のライバル抗争はヒートアップしていったと改めて思います。長州自身も藤波との抗争の前は、初来日した外人レスラーの実際「かませ犬」だったし、アマレススタイルで地味なレスラーだなと個人的には思ってましたが、そのあたりの時代の本人の葛藤も書かれていて興味深く、藤波と長州のカール・ゴッチとの関わり方も対照的で、本書で初めて知る内容も多くあり、昭和のプロレスブームど真ん中だったファンはあっという間に読み進められると思います。

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2012年02月15日

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