あらすじ
あなたの乗っているバスは実は奥が深くてスゴい世界。
バスから日本が見えてくる!
元バス営業所職員兼JR職員の交通系YouTuber綿貫渉がバスから日本を見る、まったく新しいバスエッセイ!
「明日の運転士シフトが決まっていない!」
「日本ではめったに見ない公共交通機関ストライキの実情」
「バスを運転したことがないのに運転士に技術指導をする」
「仲間が一人ずつ休職していく職場」
「人手が足りているので有給を取れる鉄道員に対し、慢性的な人手不足で有給が取れないバス職員」
……etc.
バス営業所職員だったころの苛烈な労働環境、バスと鉄道両方の職員経験を踏まえた二大交通機関の比較、慢性人手不足のバス運転士の特殊な勤務体系、公共交通機関としてのバスの役割、現役バス運転士に聞いた「バス運転士は本当に低賃金重労働で大変なだけの仕事なのか?」といった労働の実情インタビューなど……バスから日本が見えてくる!
日本初・定常運行の自動運転バスに乗ってみた感想や、「キングオブ深夜バス」として知られる、はかた号やアメリカのバス乗車記、テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」プロデューサー・越山進氏との対談も盛り込んだ、今までにないバスに焦点を絞った1冊!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、元JR職員の方だった!
JRの前はバス会社勤務だったのね!
バス会社勤務というとやはり運転手さんが頭に浮かぶので、運転手さんやバスの運行管理をする仕事を今回初めて意識した。運行管理がうまくいかないとバスが運休の危機に陥る、大事な仕事だ。
時間通りにやってくるバスに乗ることが、ありがたく感じた。
少し遅れたくらいで、まだー?と思わないように気を付ける。
東京から大阪までバスで繋ぐ旅のくだりは、なんて贅沢な時間の使い方だろうかと思った。私が男子学生だったら夏休みにでもやりたいくらいだよ。
Posted by ブクログ
路線バスについて、その裏側にふれられる本です。
著者が運行管理者をされていた時のご経験が紹介されていて、興味深く読みました。
コロナ禍において、「運転手不足のため運行を減らします」というお知らせを度々目にして首を傾げていたのですが、この本で運転手さんの勤務のルールを知り、「なるほど!」と思いました。運行管理、大変そうです。
大切な公共交通。働く人もまた、守られていきますように。
Posted by ブクログ
1作目の「怒鳴られ駅員の~」が面白かったので、2作目のこちらも読んでみることに。
作者が駅員になる前に、1年5か月?ぐらい働いたバス会社での経験談。
バス会社の裏側と言うより、バス会社の中の運行管理者の仕事にスポットを当てた内容。
実情を知らない人が読めば、「バス会社の裏事情が分かって、興味深い」となるかもしれないが、同じ仕事をしたことがある人間が読めば、少し物足りない内容。
やたら「運行管理者」を前面に出しているが、どちらかと言えば、路線バスの裏側を紹介しているだけのような内容。
いろいろ突っ込みどころ満載なのだが、経験が足りなかったのか、後半自分のバス旅で何とかページを埋めている感じが否めない。
もちろん、路線バスの運行の裏側に興味がある人が読むのには面白い作品だと思う。
働いていた頃からの法律改正もきちんと注意書きしてあるので、その辺は勉強になる。