【感想・ネタバレ】わたしの中の黒い感情のレビュー

あらすじ

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人生がしんどいと感じるあなたへ贈る ネガティブな感情から解放される案内書。 アイナ・ジ・エンドさん推薦! 黒いひだまりを、みんなが持ってる。 それでいい。大丈夫。 名前のない混沌とした世界でも息をさせてくれる、心の呼吸本です。 シリーズ日韓累計25万部! BTSメンバーが愛読した著者の最新刊!

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Posted by ブクログ

深い事、目新しく気付かされるような事は書いていない。学びも特にない。ただひたすら、黒い感情、ネガティブな言葉について、辞書のように解説が述べられていくだけ。その言葉の反対のページに、擬人化したうさぎのシュールなイラスト。本は分厚いが、文章量は多くないし、難しい事も書いていない。

流し読みしていく。

ハッとする。囚われた。黒い言葉に目が止まっている。明らかに、自分には無関係な単語と、関係する単語で読むスピードが変わる。言葉から連想し、本の外に飛び出し、自らの黒い記憶へ。

感情の鏡みたいな本だ。

こうした本にしか出せない手法というのがあるのだろう。自らの黒い感情を突き合わせながら読む本。覚悟して読まねば、囚われ堕ちてしまいそうだ。黒い感情など、いつもは表に出さないようにするのだから。

気味の悪いうさぎのせいで、久々に不思議な夢を見た。抑圧の象徴だろうか。

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2024年10月14日

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