あらすじ
このイカれた盛り犬、飼い慣らしてやる――
天涯孤独の高校生・渋谷彗太(けいた)の裏の顔、それは社会悪を抹殺する「暗殺者」。
凄腕アサシンとして淡々と任務を遂行していたある日、ターゲットの自宅にあられもない姿で監禁(?)されていたガタイの良いヤンキー・マルと出会う。ご主人を殺した代わりに彗太に新しいご主人様になれと迫った上、「キモチ良くしてやるよ」と跨ってきて…!?
無気力高校生暗殺者×ガチムチドM駄犬、アウトロー同士の危険過ぎる恋!
おまけペーパー&電子限定おまけペーパー付!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【主人命令が聞けねぇのか・・・この駄犬が(彗太)】
エロス度★★★★★★★★
おやおや、高校生暗殺者と暗殺対象者の愛人の社会の闇に棲まう者同士の主従愛が刺さりますね。
無気力な彗太が駄犬のマルに振り回されたり、彗太とは正反対に感情豊かで色々と駄犬なマルが魅力的でした。
漆黒と鮮血の罪が重なりあいながらも、マルの存在がボスに命じられるままに社会悪を抹消してきた彗太の感情に影響を与えていくのが尊い。
狂犬同士に芽生えていく情、マルが彗太の傍に飼い犬として居続ける理由がとても胸熱で、紅く染まる獣の咆哮の果てに地獄の底まで堕ちていく覚悟を決めたアウトローな愛が素晴らしい。