【感想・ネタバレ】「働く幸せ」の道のレビュー

あらすじ

涙なししでは読めない感動のビジネスストーリー! 人のために働くからこそ、人は、ほめられ、人の役に立ち、必要とされる。
もう一度このことを思い出すことによって「働く幸せ」を取り戻せる。

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Posted by ブクログ

NHKで特集した番組を観て知ったチョークの会社。知的障害者雇用が職員の7割以上を占めるなんて衝撃だった。本書を読んで、海外でも身体障害者雇用がほとんどであって、知的障害者の雇用がかなり珍しいことであるのを知り、日本の誇りだと思った。

障害に関わらず、人は働くことで所属と愛の欲求を満たし、自分の存在を承認してもらえる欲求を満たす。それが最終的には自己実現へと繋がる。人としての幸せに着目し、障害者を雇いつつ社長自身が障害者から学びを得る姿勢が素晴らしいと思う。

この会社だけに留まらず、福祉の在り方として、企業が障害者雇用する仕組みの大切さを考えている点で、偉大さを感じた。

障害の有無に関わらず、いろんな想いや悩みを抱えた社会人一人一人に働く意味を考えさせられる本だと思う。

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

わたしは、知的障がい者施設に実習に行ったとき、あることに大きな疑問を持ちました。それは、飲み終えた缶やペットボトルのゴミを漁り、それを分解する仕事を障がい者に与えていたこと。そして、それで稼いだ微々たるお金でジュースやお菓子を買い、毎週の楽しみにしていること。
私も実習の中で一緒に作業をしましたが、酷い悪臭と虫の量。決して楽な仕事だとは思えませんでした。
施設の方は、この作業だったら様々な障害の段階に合わせられるんだ、とおっしゃっていましたが、、。

知識がない私が言うことは間違ってるのかもしれませんが、これは正しいことなのか?と疑問に思いました。

今回この本を読んで、障がいのある方でも私たちの働きかけ次第で、できることは大きく変わっていくと分かりました。施設が悪いのではないです。もっとみんなで、「みんなが働く喜びを感じられるためには」ということを考えていかないといけないのだと思いました。

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2022年01月29日

Posted by ブクログ

働くとは?ともやもやして立ち止まった時に、
根っこ、芯の部分として思い返したいなと感じました。

施設にいるよりも、ここに来て働きたい。働いて役に立てると嬉しい。
人の中に自然とわきあがる気持ちがあること。

戦前〜戦後、今日まで、会社や経営について、危機があったり、本当に波があるものなのだなとも教えてもらいました。

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2021年08月18日

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