あらすじ
論理的・効率的に話すことがよいとされる中、著者は「まとまらない言葉の中にこそ本当に伝えたいことがある」と説く。わかりやすく話そうとすると、文を的確に句点「。」で区切る収まりのよい話し方になるが、本当はその「。」の先に圧倒的なディテールがあり、そこにこそ自身への問いや深い思考へのヒントが隠されている。インタビューを生業としている著者だからこそわかる、「。」の先を見つける話し方、聞き方をさぐる。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ひぃーー、わかりみが深すぎる
って感じの本でした。
卑屈な自分を相手に認めさせるという、巧みなプライドの保ち方の取引を相手に強いている。
↑の部分がめちゃくちゃわかる
こんな自分でに辟易していたけれど、どういう状況?っていうのがわかっていなかった。
自分を客観視してここまで言語化できるのすごい。
いま、私に必要な本だと思う。
だけども、やっぱり自分に正直に感覚に従うって、とってもイマドキじゃない。
だって、ビジネスの場に身を置いていると、金太郎飴みたいにみんな均一な人間の方が圧倒的に効率がいいと思ってしまう。なんなら、今の組織では、そうじゃない人は要らないってスタンス
だから、変化する勇気がでない。感覚的にはわかっていたのかも知れないけど、首が回らなくなるまで分からないふりをするのかも…
Posted by ブクログ
Xで感想を投稿している人を見つけて、ライターとして、なにかヒントになるものはないかなと手に取った。
辻褄は合わなくていいこと、自分の中にあるかたちを言葉にできなくてもそれでいいこと。自己肯定感は高めるものではなく、ただ自分を見つめて自分が自分であること。わたしの仕事の一端は人に向き合って言葉を受け取り、それをうまくまとめて伝えるものだけど、仕事に向き合ううえで、とても大切な余白を感じた。
難解な部分も多かった。通読したいま、読み返して理解を深めることはできるかもしれないけど、またこの本を開いた時に新鮮な気持ちで向き合うためにとっておきたい。
Posted by ブクログ
うまく話せたりしなくても大丈夫。そうやってどもってしまう自分も、がんばって言葉を引き出そうとしてる相手も、待つことが大切。自分自身をありのままに受け止めて見つめていくこと。
Posted by ブクログ
「はっきり言いなさい」
小さい時からよく言われる言葉だけど、そこからもにゃもにゃした言葉が言えなくなっていたのかも、と気づき。
「伝達ばかりに気を取られてしまい、肝心の自分自身とのコミュニケーションは疎かにされている。」
まさに。
自分のために言葉にする。もどかしいままでもいいからそのまま出してみる。そんなことをしてみたいと思った。それが自分としては生きることなのかも。