【感想・ネタバレ】世界最先端の研究が教える新事実 行動経済学BEST100のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

コロンビア大学、スタンフォード大学、イェール大学などの世界トップ大学で最も注目を集めている学問!

ギャンブルで儲けたお金は簡単に使ってしまう、ブラック企業をなんやかんやと辞めようとしない、欲しくもないモノをつい買ってしまった……ときに人は不合理な生き者です。
実はその時だけではなく、人はいつも不合理で、不思議な判断や消費行動を起こしています。
心理学に基づいた人の活動と経済活動を結びつけて、人間の不合理な消費行動などを解き明かしていくのが、今一躍注目を集めている「行動経済学」。
マーケティングや広告宣伝、政府の施策などにその理論が利用され、また、よりよい生活をするうえで知っておくと使える知識が行動経済学には満載です。
人の不思議な行動を、そんな行動経済学の研究、施策、実例、エピソードなど100ほどの事象で解説します。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

行動経済学の書籍は何冊も読みましたが多くの事例とともに用語がまとめられており、この一冊で!という感じの一冊

0
2025年05月10日

Posted by ブクログ

様々な研究、実例、エピソードがあって、読みやすく面白かった。
ブラック企業をやめられない心理(自由からの逃走)、人は苛立ちによって不正に手を染める。目の張り紙だけで、不正がある程度防げるなど、様々な問題を生む原因である人間の不合理さ、これをより良い方向に向ける取り組みに対して知恵を与えてくれるのが行動経済学である。

0
2025年02月17日

Posted by ブクログ

行動経済学とは怖ろしい。私達は「常に正しい判断をしている」と思っているが、実際は様々なバイアスや誘導の影響を受けている。無意識な影響だから気付けない。後になって非合理な判断だったと気付く。でも判断を誤った理由までは分からない。だから同じ過ちを繰り返す…

本書には行動経済学の様々な事例や対処法が掲載されている。

・自分の無意識を意識したい
・人生の大事な場面で正しい判断をしたい
・広告が消費者をどう誘導しているかを知りたい

という読者にとても良い本だと思う。

0
2025年01月22日

Posted by ブクログ

行動経済学初級編という感じの本。

ただ単に行動経済学の知識が書いてあるのではなく、近年世界で起こっている事象を例にとって、記載されている。

行動経済学の知識だけではなく、世界の自治ネタも学べるのは有意義だった。

0
2025年01月19日

Posted by ブクログ

プロジェクトで切羽詰まった私が出会って、とても力になってくれた本です。

読んでたからだいぶ日が経ってしまいましたが、今でも読んでよかったと思っています。

0
2024年10月29日

Posted by ブクログ

ナッジ…それは、ちょっとした仕掛け。
行動経済学は、日常の“ふとした”行動、判断を切り口に、理論をビジネス、生活、意思決定に応用できる。

0
2025年11月03日

Posted by ブクログ

前半は日常生活に役立つノウハウが多くておもしろかったのに、後半飽きた。お金やソーシャルメディアの歴史・現状と、それに対してどう動かされてるのか、どう向き合っていくか、といった「対策」にフォーカスが当たっているように感じて、あまり興味が出なかった(自分の理解力の無さもある)

にしてもBest100というタイトルは謎

0
2025年09月18日

Posted by ブクログ

行動経済学。経済学なのか心理学なのか呼び名の議論はありそうだが、現代には必要な知見だと思った。普段何気なく決めてしまっていることも、このような仕組みなのかと気づかせてくれる本。もっと普段の生活に活かしていきたいと思った。
他の行動経済学の本も読みたいと思う。

0
2025年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事例や検証をふまえての紹介内容で読みやすかった。
why.how.whatのゴールデンサークルは説明の時に使ってみたい。

0
2025年01月25日

Posted by ブクログ

失敗しないように解釈レベル理論や、自分自身の時間割引率を含め、人間心理について知っておくべき。生きていく上での罠を見抜き、自分にとって最上の選択をしなければならないので、自分の知識を磨き武器にしていくことが大切。

0
2024年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

罰金がモラルを低下させる=罰金が割増料金になる=内発的モチベーションを損なう。
望ましい選択をデフォルトにする。
損失回避選好を利用する=得をするCMより損をしないCM。
保有効果=一度手に入れると大事に思う。損失回避でもある。
IKEA効果=家具を手作りすると愛着がわく。ホットケーキミックスは、卵と牛乳の成分をわざと抜いてある。
現状維持バイアス=未知なものを受け入れない=機会費用を軽視すると、ゲームにはまる。
慣例にハマることは危険。

コンビニは、歯科医院や美容院より少ない。美容院は4倍ある。=想起しやすく、利用しているためたくさんあるような気がする。

代表制ヒューリスティック=特殊な事柄に引きづられて間違った判断をする。
リンダ問題。
代表制とは、ステレオタイプとの類似性のこと。ありそうなタイプに引きづらレる。
学歴フィルターも代表制ヒューリスティックと同じ過ちを犯している。

選択肢が多いほど選択を先送りする、間違う、満足度が減る。
アンカリング=先行する数値によって判断がぶれて、アンカーの数値に引きずられること。
オンライン版59ドル、印刷版125ドル、オンライン+印刷版125ドル、とすると、併用125ドルが多くなる。印刷版より得だから。=アンカーに引きずられた判断。
オンライン版59ドル、オンライン+印刷版129ドル、とするとオンラインの方が多い。=正しい判断。

日本は保険加入率が高い=GNP=ギリ、人情、プレゼントでセールスレディが普及させたから。

参照点依存性=高いものを買うときは、少額は気にならない。
価値関数は直線ではない。実際に起こる確率が低くても高く感じる=生命保険の例。起こる確率が高くても低く感じる。100%避けられるのは確実性効果から見ると価値があると考えられる。
同調効果=空を見上げている人がいると空を見る。老後2000万円問題は、貯蓄や投資の宣伝としてはいい効果になった。
日本人が貯蓄好きになったのは、戦争や戦後復興のために奨励したから。今は貯蓄率は低い=貯蓄ができない収入の人が多い。=おつり貯金などで誘導。

youtuberが子どもに人気=学研教育総研調査

テレビがネットに負けた理由=公序良俗に反する報道が減って面白みが減少した。YOUTUBEに負ける。
50歳以上の男性(M3層)を対象にする=10代20代の好み似合わない=悪循環。

フリーランス人口は伸びていない。=今より状況が悪くなることを恐れる心。
内集団バイアス=内集団の者に良い感情を抱く。=フリーランスになりたくない心を生む。
ブラック企業を辞められない心理=エーリッヒフロム『自由からの逃走』=集団に属していたいという心理。

GAFAは検索結果を利用した広告レコメンドで人を操る。

車が品薄のとき、値段を上乗せするとずるいと思われるが、値引きを辞めるだけならそう思われない。=保有効果と同じ。なれ親しんだ状態には馴染むが新しい価格には抵抗する。
集団思考、集団浅慮=集団で決めると不合理な決定が下される。

純粋な悪意を持って不正を行う人は少ない=未然に防ぐ仕組みがあれば、不正は起きずらい。正直で立派でいたい、とごまかして利益を得たい、のせめぎ合いで不正が起きる。どうやって、正直でいたい気持ちを刺激するか。


20250218 再読
金銭的報酬が内発的モチベーションを阻害する=クラウディングアウト。
外発的モチベーションと内発的モチベーションを組み合わせる。
締め切り効果は、生産性を向上させる。
イチローは、打率ではなく安打数を目標としていた。減ることがない数字だからモチベーションを保てる。時間の経過につれて満足度が高まることを好む=上昇選考。
IKEA効果=ひと手間自分が加えるほうが愛着が湧く。ホットケーキミックスは、卵と牛乳を加えるほうが好まれる。
コンビニより美容院や歯医者のほうが多い。コンビニのほうが利用回数が多いので、多く感じる=履行可能性ユーリスティック。
行動経済学では、効率性は最善ではない=現状維持バイアスが働く。
ステレオタイプは安心する=代表性ヒューリスティック。学歴フィルターも同じ原理。
メンタルアカウンティング=心の会計。
決断疲れ=脳が疲労して決断の質が劣る。
セール商品を追い求めると幸福度が下がる。合理的意思決定の追求者は幸福度が低い。買い物には不合理性がつきまとう。選択の結果の満足度より、選択の過程の満足度を高めたほうが幸福の早道。
素早い決断のためのシステム1と、熟考型のシステム2。
年齢が高くなるとリスク寛容度が下がる。子どもはユーチューバー、パティシエになりたがる。
よくわらないものはリスクが高い。
ブラック企業をやめられないのは、不自由を選ぶ傾向があるから。
人間にはズルをしたい傾向と正直でいたい傾向がある。

0
2024年06月07日

「ビジネス・経済」ランキング