【感想・ネタバレ】ザ・キンクス(4)のレビュー

あらすじ

【第29回手塚治虫文化賞 短編賞 受賞作品】
【宝島社「このマンガがすごい!2025」オトコ編 第4位ランクイン】
「コミックDAYS」毎月第4日曜正午に更新のたびに歓喜の声がSNSを埋め尽くす榎本俊二の挑戦的連載『ザ・キンクス』、待望の第4巻刊行!
某地方都市に暮らす錦久(きんく)家。
父、隅夫(すみお)は自分の著作が「シバカラ」としてカラオケ店で上演されることを確認に出かける。
母、栗子(くりこ)は子供たちのイモを無断で食べた穴埋めのため、子供会の会費徴収の旅に出る。
娘、持千(もち)は重要なサインを見逃さなかったが解釈を正解できないまま登校してしまう。
息子、寸助(すんすけ)は周囲に配置された数字の謎を解き明かし、一世一代の出会いへと導かれる。
ところで担当編集者は子供会会長の剛造(ごうぞう)さんが好きです。
魅力しかない人物たちが予想を超えた化学反応を見せる、漫画でしか味わえない快楽をぜひご堪能ください!

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自己主張の強いお母さんに尻に敷かれるお父さん、落ち着いた娘、わんぱくな息子。この設定だけみると、題名をかの有名なアニメ「ザ・シンプソンズ」にあやかったと作者が言うとおり、アメリカのホームコメディのよう。でも、なんだかちがう。ただそこにいる、少し不思議な錦久家を描いている。

話は、日常の些細なトラブルからトンデモ解決法が出てきて、なんだかんだ丸くおさまっていつもの平穏な日常に戻る、というものだ。
大きな起伏のあるストーリーではないし、爆笑できるようなギャグがあるわけでもない。だからこそ、何もできない・やる気になれない・マンガすら読めないという日にも、この作品だけは読める。作品を読み終わった後には、平穏な心に戻っている気さえするのだ。こんなにもハチャメチャなのに、こんなにも心を癒してくれる。
毎話のタイトルカットにも心躍る。

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感情タグBEST3

ネタバレはありません。

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