【感想・ネタバレ】彼岸花 新装版のレビュー

あらすじ

長女・おえいは庄屋を継ぎ、夫、そりの合わない実母・おとくと暮らしながら一家を切り盛りしている。妹・おたかは武家に嫁いだものの、しばしば実家を訪れては大八車で作物を持ち帰り、時には金まで無心する。ある日、おとくの不在を理由におえいはおたかの頼みを断り、2人の間に諍いが起きる。しばらく後、おたかの婚家から急な知らせが届き――(『彼岸花』)。江戸人情物の名手・宇江佐真理の真髄が散りばめられた傑作全6編。

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Posted by ブクログ

表題作「彼岸花」を含む短編6編
とても読みやすい江戸人情もの。
宇江佐真理さんの江戸は、令和の時代も語りかけてくる。

彼岸花
嫁ぎ先でいじめ抜かれた妹おたか
あとで事情を知った姉おえい
手を差しのべられなかった後悔がやるせない
紅の彼岸花は風に微かに揺れている

子袋(子宮)に腫れものができ、裾からタライ一杯もの血をだす⋯。女性特有の病気、この時代でもあったことに驚く。
昔の人間は今以上に過酷な病気を経験していることに改めて気づいた。
こんな物語を宇江佐真理さんは上手く書く。さすが。
ても読んだあとにずっしりきた。
他の短編も良かった。

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2026年07月20日

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