あらすじ
横浜の住宅街の一角に佇む、チョコレート専門店「サ・イラ」。店主の千代子は「あなたが幸せになってほしいと思う人にこれを贈って」と必ずお客に伝える。突然妻を亡くしシングルファザーとなった会社員、叶わぬ恋に身を焦がす高校生、育児に悩む主婦、崖っぷちの女流作家…。12人の主人公と、ちょっと“特別”なチョコレート。優しさと偶然が織り成す、心ほぐれる物語。
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Posted by ブクログ
ほんわか系かと思って読んだら心にジーンって来る素敵なお話だった…短編ぽくみえるけど全部繋がっていて、私の好きな構成!自分のことって疎かにしがちだけど、ご褒美、ちゃんとつくりたいな☺︎
Posted by ブクログ
短編がどんどん繋がって続いて読んでいて軽快で楽しく、それでいて気持ちが動く場面などもあった。
日常の何気ないことがどんなことに繋がるかわからないので、ポジティブにありたいな、と思えた。
Posted by ブクログ
初作家さん。
表紙とタイトルに惹かれて購入。
思っていた以上に良かった。
出てくるチョコレートが美味しそう!
1話目から新奈の悲しい死からお話が始まり、連作短編となるのだけど、彼女の死が決して悲しいだけの話ではなく彼女の死から始まる新たな人との出会いや、ちょっと踏み出す勇気が続き、それもこれも彼女の人柄だったのかなぁと。
どの話も前向きになれてとても良かった。
Posted by ブクログ
読み終わった後、ほんわかな気持ちになりました。
ここに出てくる人たちは私だったら抱えきれない悩みがありましたが、一つひとつの縁を紡いで、前に進もうとする姿がどれも印象的でした。
Posted by ブクログ
少しずつ話が進むと前に出てた人たちが繋がっていくお話
あくまでもチョコは補助未満なので、よくある食べ物が解決する話ではなかったです
テルくんの恋を応援したいけれど、彼に告げたあとどうなるのか気になってしまいます
Posted by ブクログ
魅力的なチョコレートに少しずつ優しさが
伝搬してく感じが楽しい物語でした。
人って見えないところや気づかないところで
繋がっていて知らず知らずのうちに
助けていたりまた助けられている部分が
あるんだろうななんて思いました。
冒頭でこの小説では必要であったんだろうとは
思うのですが、子供を残してなくなる親の
話はちょっと苦手ですね・・・
いろんな人の優しさが巡り巡って
チョコレート専門店の店主にたどり着いたのは
この店主が心を込めて作ったチョコレートの
おかげなんだろうなぁ~
「大丈夫・なんとかなる・うまくいく」
私もこの言葉を忘れず時にチョコレートに
助けてもらいたいと思います。
何処かにこんなチョコレート専門店ないかな?
Posted by ブクログ
小さなチョコレート店めぐる人々の話。
短編集でも、ちょっとずつつながる系。
なぜか終盤は野球の話に傾く。
ボンボンショコラは好きじゃないから
食欲爆発しなくてよかった
Posted by ブクログ
バレンタイン近くて、自分がボンボンショコラ好きっていう理由で買ったであろう本
ミステリー系の短編に慣れているせいか、展開、伏線、最後のまとまりに物足りなさを感じてしまった
Posted by ブクログ
ちょっと高級な食べ物って自分へのご褒美にあげたくなりますよね
自分だけじゃなくて、他の誰かにも
頑張っていること、頑張ったことを知っているぶんあげたくなるんです
そんな気持ちがいっぱいつまった本
チョコレートは大好きです
自分へのご褒美に特別なチョコレートが食べたくなります