【感想・ネタバレ】夜明けの花園のレビュー

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Posted by ブクログ

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久々の理瀬!
登場人物や話の流れを思い出しながら、相変わらず狂ってるなと楽しく読んだ。
理瀬も相変わらず狂ってるけど、人間らしさもちゃんとあるから途中まで足並み揃えて読める感じが好き。
また理瀬シリーズ読み直そ。

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

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理瀬シリーズを集めた短編集。

「水晶の夜、 翡翠の朝」と「麦の海に浮かぶ檻」、「睡蓮」は別の短編集で読んでいたけど、こうして理瀬シリーズとしてまとめて読むと、より一層この世界に浸れて、面白い。
それから、このシリーズと言えば北見隆の装丁。やっぱり素敵。挿画も良かった。

水晶の夜、 翡翠の朝:ヨハン視点。

麦の海に浮かぶ檻:校長視点。

睡蓮:理瀬視点。

丘をゆく船:黎二視点。
幼い頃の出来事と麗子との出会いが描かれていて、その後を知っているから切なくなる…。とはいえ、黎二にまた会えるとは思っていなかったので嬉しかった。

月触:聖視点。
理瀬が学園を去った後の聖の学園生活と、理瀬がいた頃の学園生活の回想。聖視点で読むとあの時に何が起こっていたのかよく解る気がした。聖もこの学園に来るだけの人物だったのだと思った。この本の中ではこれの話が一番好き。

絵のない絵本:理瀬視点。
アリスとの出会いが描かれていて、まさかの梨南子さんの名前が登場。なるほど、そんな繋がり方だったのね。

何度も読んでいるシリーズだけど、またすぐに再読したくなった。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

理瀬シリーズのスピンオフ短編集です。
『麦の海に沈む果実』のあの世界観、ワケ有りの美少年と美少女しかいない例の学園の雰囲気を思い出して、ちょっと懐かしい気持ちになります。

とは言え、あの学園ですので、闇が深く現実味がまるで無いダークファンタジーのような感じ。
こんなに倫理感全無視で良いのか、次々に生徒が「転校」していって、ちょっとついていけない感じもあります。

甘美で闇深い世界観と、恩田先生の暴走ぶりを楽しむ作品ってところでしょうか。

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2024年04月27日

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