【感想・ネタバレ】“経歴よわよわ”な私の働きかた戦略 「ちゃんとした自分」をあきらめたら、年収が上がりました。(大和出版)のレビュー

あらすじ

Instagramフォロワー7万人! 新卒から挫折続きだった「意識低め会社員」が試行錯誤の末に掴んだ“自分らしい働き方”。 〈目次〉第1章 ホワイト企業に入社するも、自信喪失の毎日…… ~生きづらさから抜け出す愚痴の吐き出しかた~ 第2章 やりたいことはないけど転職したい ~「得意なこと」がない人の仕事の選びかた~ 第3章 スキルなし、自信なし、努力ニガテなわたしでも大丈夫? ~実績がなくてもできる未経験転職の叶えかた~ 第4章 今の会社に残る? 転職する? それとも第3の選択? ~迷ったときの答えの見つけかた~ 第5章 自分に本当に合う会社選びって? ~“転職ガチャリスク”を減らす会社の見極めかた~ 第6章 書類選考も面接も落ちてばかり…… ~“経歴よわめ”な人でもうまくいく転職活動のコツ~ 第7章 職場を変えずに働きやすい環境に変えるには? ~ムリせず活躍する方法~ 第8章 ポジティブにあきらめれば働く選択肢が広がる ~自分に合う働きかたを見つける方法~

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「好きなこと」×「得意なこと」が重なることを仕事にすればいいという罠。
筆者と好きなこと全部同じ。マンガ、ゴロゴロ、おいしいもの食べる、カフェ、旅行・・・ただの趣味。お客さんの立場でいることが好きで、提供する側にはなりたくない。
それよりも「働きたい環境」×「できること」の重なることで仕事を探す。

適職は一つじゃない。業界や職種からえらばなくてもいい。ただ当たりをつけたいときは厚労省のjobtagを参考に。

仕事できないやつはどこ行ってもダメ?→環境が変われば評価も変わる。

「選択に悩んだ時のワーク」は「科学的な適職」のワークにも似ている。プラスとマイナス両方書き出して深堀していくやつ。

出産などで正社員のレールから外れたり、職歴にブランクができたら復帰できるのだろうか?と不安になるのめちゃわかる。育休ならまだしも一旦やめてしまうと。。しかし、色々やり方はあるみたい。
例えば需要の高い仕事の経験を積んでおく、人手不足の業界や会社を狙う、パートや派遣から正社員になる、過去の経験のアピール方法を変えるなど。

「年収が高い=ハードワーク」とは限らない、のはたしかに実体験として共感する。同じ職種の仕事を2つかけもちしてたけど、楽な方が収入も設備もよかった。ただししんどい方は得られるものや身につくスキル、経験もあったけど。

経歴弱めの人は職務経歴書の書き方工夫する。何ができる人なのか、ぱっと見で判断できるように。
面接自信がない人は、準備不足をカバーするのが一番の解決。聞かれたくないことほど突っ込まれるため。最後はポジティブで締める、得られたことを話す。後ろめたそうなオーラを出さない。

時間をかけて頑張ればよい時間ができて認めてもらえるはず、は間違い。仕事ができる人は丁寧というよりポイントの押さえ方が上手。最低ラインはどこか?優先順位は?(相手に聞くのも〇)

フリーランス=自由に働けるわけでもない。フリーランスでも1日10時間以上休みなく働いている人もいれば、会社員でもフレックスの週4日で割と自由に働いている人も。

ポジティブにあきらめれば働く選択肢は見つかる。一つの仕事を長く続けなくてもいいじゃない。

仕事選びで大事にするのは。「将来的な広がりがあるか?」

未経験の「修行中の仕事」を始めるときは?
①まずはいろいろやってみて、向いてるか判断する。自分に合うと感じたものを続ける。
②キャパの範囲を超えないように、今の何かをそぎ落としてスペースを空ける。
③プライドを捨てる。年齢、経験、収入など「ここから始めるの?」というプライドを捨てると視野が広がる、前に進める。

社会的な成功やはみださないことだけを正解と考えてしまうと、どんどん行きづらくなる。短期離職をしても、無職になっても、転職を繰り返してもどうにかなる。

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2024年07月06日

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