【感想・ネタバレ】暴力とポピュリズムのアメリカ史 ミリシアがもたらす分断のレビュー

あらすじ

二〇二一年初の米国連邦議会襲撃事件.憲法修正第二条を盾に武装した人民(ミリシア)と対峙する連邦キャピトル警察・州軍(ミリシア)が繰り広げる異様な光景が意味するものは何か.人民主権理念に基づいた国づくりを支え,時に反乱の母体となったミリシアから見た,暴力文化とポピュリズムをめぐる異色のアメリカ通史.

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Posted by ブクログ

ミリシアの歴史的流れはわかるものの、民間ミリシアや民間軍事会社へについては説明が薄い。「暴力とポピュリズム」というタイトルもミリシアに限定しており誤解を招く。

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2024年08月04日

Posted by ブクログ

アメリカで銃による大量殺人が起こるたびに、銃規制の話題になるが、全米ライフル協会の反対などで頓挫するか骨抜きにされてきた。
政府への反逆を保障していると言われる憲法修正第2条があり、銃保持の自由が認められていると言われているが、その歴史的経緯が示されている。建国からの理念としては尊重すべき部分はあるが、民主主義が機能している現代では弊害の方が大きい。

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2024年04月22日

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