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Posted by ブクログ 2024年04月30日
経営とは、価値創造という究極の目的に向かい、豊かな共同体を創り上げること。
短期的な利益ばかり囚われていると、価値や資源は有限だと錯覚し奪い合い、長期的な目的はなにかを考える事で価値は無限に生まれる。
堅苦しいビジネス本かと思って読み始めたが、とてもわかりやすい。
どの世代でもこの本で書かれている「...続きを読む経営」の考え方は役に立つと思う。
Posted by ブクログ 2024年04月23日
価値無限思考でとても前向きな気持ちになりました。本筋の文章はとてもよいのですが、ウケ狙いのようなダジャレ的な部分が個人的には耐え難かったです。
Posted by ブクログ 2024年04月16日
この本で言う経営とは、何かテクニックのようなものではなく、本来の目的を忘れるべからず、つまり人は他人と関わって生きる以上、何かを人から奪い取るのではなく価値を想像して共に生きるべきと言う、至極もっともな事を違うテーマを通して繰り返し述べています。
各章をだらだらと読んでしまうと、要するに同じような話...続きを読むが違うテーマで語られているだけに感じられて飽きてきてしまうかもしれません。
しかしこの本の各章の話は、多くの人にとって心当たりのある話でなないかと思います。
この本は、本来の目的を達成出来ない手段は意味がないばかりでなく、むしろ悪影響と言う残念な事実を改めて気付かせてくれました。
めちゃくちゃ興奮してるんですけど!
興奮して解説とか考察とかあさりまくってます
なんだろう、モヤモヤが晴れるのと、なんか心にずっしり残る感じ
この本を面白いエッセイとして読んでる人って本当に読んでるんですかね
もちろん面白いし笑えるしあっという間に読めるんだけど、最後の章の「経営人なのである」のとこ...続きを読むろ小便チビるかと思うほどシビレました(汚い)
なんだろう、俺たちが苦しい理由ってこういうことだったのかっていう驚きというか
パラパラ読みではなく一気読みで最後まで読むと全然イメージが変わります
普段自分はあまり本とか読まないんですがちょっとビックリです
Posted by ブクログ 2024年02月10日
経営の本質は価値を創造することであるのはその通りだと思うし、奪い合いや対決姿勢ではなく協働していっしょに得をしようぜというのは全面的に賛成なのだが、これをみんなできている気がしない…ほんとに近い友人間とかでは納得感もあるが、自分の会社や業界といったところを見ると絶望的な気持ちにもなる。冷笑系な考えは...続きを読む好ましくないのは分かりつつ、ほんとにこの本は啓蒙書というよりはただのエッセイ、そうだなーこうなればいいなーで自分の中では終わってしまった。
Posted by ブクログ 2024年05月04日
最初の方めっちゃいいやーーん、と思ったけど最後の方は興味なかった。というかあんまり私には関係ない話だった気がする。まあこの形式の本はそれでいいんだけど。
Posted by ブクログ 2024年05月02日
目指しているものは人類で同じなのだから、共通の利益を達成することはできる。
価値は創造するもので、奪うものではない。日本は奪うという意識が浸透してしまっている。
Posted by ブクログ 2024年04月23日
一見、経営と関係しなさそうな芸術や科学とかも経営と絡めて記載されてて面白かった。
芸術も、芸術家だけでなく芸術を評価する人がいて成り立っていること。芸術を築くために必要な筆や画用紙とかもないといけない。
科学も、研究を追求するという本目的があるが、研究を続けるために予算も必要で、国とかからの補助金...続きを読む申請するためにしたくない研究をしたりと本末転倒感もある。
会社でも、各人で得意不得意があり、最適な役職があるはずなのに、役職の配分がピラミッド方式に上がっていくため、昇給しても不得意な分野に割り当てられる可能性も出てしまう。
色々ひねくれた考えが多かったかな。
Posted by ブクログ 2024年04月22日
経営そのものや経営学を学べる本ではないが、ベストセラーでもあるようにユーモア盛り沢山で随所に考え方や生き方のヒントを与えてくれる楽める新書。「明日からこうしなければ」とか、「かくあるべき」という論調の押し付けがましさがないことも気軽に読める利点。
Posted by ブクログ 2024年04月17日
読みながら笑ってしまった。最後が急に真剣な感じになるのも笑う。
各章でのテーマは徹底して同じ。
有限なゼロサムゲームでなく、無限な価値創造で他者と自分の幸福を最大にすること。
目的が手段になってしまう経営的失敗は取り上げてているさまざまな例からもよくわかる。自分もどの分野においても上手くいかないとき...続きを読むは、客観的に一歩、引いてこのエッセイで書かれていることを思い出してみようと思う。
Posted by ブクログ 2024年04月06日
エッセイ感覚で面白く読めた。新たな視点があったというより、視野を広げてもらえたかなと思える一冊。
今まで経営=会社経営と思い込んでいたのかなあと思う。
仕事においてもですが、人生のあらゆる関係において、目的と手段の転倒、価値がすべて有限だと思うから短期志向、部分最適志向、現状維持志向になることはよく...続きを読むあること。そういう意味では新たな気づきになった一冊です。
Posted by ブクログ 2024年04月06日
頭の良い人はこんな考え方ができるんだ
すごいなあ
とまるでバカみたいな感想が正直なところ
いくつかそれはちょいと無理があるだろうと思う箇所もあるが概ね面白く読めた
新しい視点を与えてもらった 良書です
Posted by ブクログ 2024年03月13日
タイトルから想像するより遥かに読みやすく、面白い。
そして、より多くの人に読んで欲しい一冊です。
みんなが(キレイゴトだと拒絶せず、巫山戯ていると怒らずに)読んでくれたら、もう少し過ごしやすい国になるはず。
Posted by ブクログ 2024年03月13日
新聞の広告と題名が響いたので読んでみました。
「経営」という題名から、インプットとアウトプットを数値化して世界の出来事、仕組みを説明した本かと思いましたが、そうではありませんでした。生き方について何らかの工夫のヒントを与えてくれるような自己啓発本、というよりも軽く読めるエッセイに近い本でした。
著...続きを読む者の岩尾俊兵さんは経営学者で『13歳からの経営の教科書』、『日本“式”経営の逆襲』などの著書があります。お父さんが事業に失敗し、高校進学を断念して自衛官になり、退職後はアルバイトをしながら認定試験に合格して大学に入学。東大大学院では初めて経営学の博士を取ったという経歴を持っています。鉄板の経営学者ですね。
著者は「本来の経営は『価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)』という究極の目的に向かい、中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、究極の目的の実現を妨げる対立を解消して、豊かな共同体を創り上げること」とした上で、以下の主張を提示します。
①本当は誰もが人生を経営しているのにそれに気付く人は少ない。
②誤った経営概念によって人生に不条理と不合理がもたらされ続けている。
③誰もが本来の経営概念に立ち返らないと個人も社会も豊かになれない。
こう書くと説教がましい固い本のように見えますが、内容は痛快とも言えるエッセイです。
著者がケーススタディとして挙げるのは15の事例。事例は貧乏、家庭、恋愛、勉強、虚栄などですべて「○○は経営でできている」という題名になっています。
そして各ケースで上記の①〜③を以下に反映させるかを説明します。
例えば「仕事は経営でできている」という項では、
1)世の中の9割9分9厘の人は仕事をしていない(例えばエクセル操作は作業であり仕事ではない)
2) 本当の仕事は(消費者だけではなく、取引先や上司、社内の別部署など広義の)顧客を生み出し顧客を満足に/幸せにして、その対価として顧客が喜んで報酬を支払ってくれるようにすること
3) だとすれば「仕事という名前がついているだけの何か」を減らし「真の意味での創造的な仕事」の割合を増やせば(中略)世の中に提供できる付加価値が増加しつつ仕事も楽しくなる
「言うは易く行うは難し」と言われそうですが、我々が本来の意味での「経営」を意識するだけで、様々な不条理や不合理を少しは回避できそうな気がします。
若干の自虐ギャグもありますが、文章は明快でストレスフリーで読めます。何よりも面白い「経営論的エッセイ」。お勧めの新書です。
Posted by ブクログ 2024年03月03日
そもそも人間は社会的な動物であり、他者と生きる存在である。それと同時に人間は理性的な動物であり、現在だけでなく、過去と未来の概念を持つ。それゆえに人間は自己の幸福を他者に左右され、他者を不幸にする刹那的で利己的な行動をとった過去は未来において罰せられる。他者と自己を同時に幸せにする価値創造でしか、個...続きを読む人にも集団にも恒久的な幸せは訪れない。人間とは、価値創造によって共同体全体の幸せを実現する経営人なのである。価値は無限に創造できる。
Posted by ブクログ 2024年02月23日
仕事とか老人の孤独とか、身近なカテゴリーは興味深く読みました
勉強とかも準備に時間を浪費して勉強した気になった失敗談とかは、記憶にある人も多いかと思います
Posted by ブクログ 2024年02月14日
経営学ではなく経営的思考を学ぶための本だから、経営学における学問的議論を知らない人でもスイスイ読める(自身がそう)。
またこの本は経営の仕方を教えてくれるわけではない。読むごとに経営的思考とはどういうものかを伝え、その思考を基に自ら経営できるようになることを目指している(この本書の究極の目的こそが...続きを読む本書のいう価値創造にあたる)。誰でも経営はできる・する必要があることを本書では伝える。なぜなら、世界は経営でできているのだから。
こうして評価と感想を書くのも、価値創造の1つと言えるかもしれない。
Posted by ブクログ 2024年01月22日
この本は読みやすく、教養レベルで異なる面白さを提供。昭和風パロディが独特で、経営を人生に必要な視点で描く。価値創造に焦点を当て、教養の重要性を力強く伝える内容。
Posted by ブクログ 2024年01月18日
経営とは、新しい価値を創造することを目的に、その目的を達成するための行動である、とする。
すると、人の関係は、すべて、経営と捉えることができる。
価値は有限である、と考えると、奪いあうことになる。そうではなく、無限に創造できると考えれば、周りにいる人は仲間になる。
価値を作るために、例えば、怒る...続きを読む、と言う行為は妥当なのか。
家族関係にしろ、何にせよ、新しい価値を作ることが目的なのであれば、周りの人は一緒に頑張る仲間となる。どうすればより目的に到達できるか。
Posted by ブクログ 2024年05月05日
最初と最後は読んでよかったです。苦笑
間は、全ての項目が同じリズムで書かれているのと、
小さい字で小ボケ?つっこみ?が入ってるんですが、
目のピントあわせて頑張って読んだのに
全く意味ないんかい、となりました。苦笑
全ては「経営」でできている。
うまくいかないことは、経営判断や対応をミスっている...続きを読む。
問題解決と価値創造。
Posted by ブクログ 2024年04月30日
目的(価値創造)と手段を混同していないか、時々立ち止まって考える必要がある。
仕事に関していえば、こういった事例を挙げるのは簡単である。ついでに愚痴を言い合うのも簡単である。会社のシステムを根底から覆すのは難しいが、手段を行使するという、自分の実務レベルでの工夫はできる。
一方で、家族や恋愛や健康と...続きを読むいったプライベート面は、まさに自分自身が「経営者」であり、大きく方針を決めたり変えたりできる。この視点に気づけば、視野が広がるのだろう。
GWの過ごし方を予め経営者視点で考えれば、休暇が終わる直前の「後悔」が少なくなるかも知れない。
Posted by ブクログ 2024年04月13日
筆者が読んだ書籍のエッセンス部分を、経営という概念で再定義して、テーマ別に整理した本という印象。
読みやすさを意識したせいか、なんか、文体が濃ゆい(嫌いではない)。筆者の芸風(?)である自虐ネタが内容以上にやけに記憶に残る。
Posted by ブクログ 2024年04月05日
あんまおもしろくない。「昭和軽薄体」に対して「令和冷笑体」で世の中の問題を自虐ネタを混ぜながら経営的概念が足りないと突っ込むエッセイ集。独特の言い回しが合わないし、自虐ネタが面白くない...
良かったのは最後の章だけ。