あらすじ
高校二年の俺、葉山一樹は転校先の学校で変わった女子と鉢合わせた。というか押し倒された。事故により。それで俺は彼女……七瀬甘るりの泣き顔を超・間近で見てしまったのだ。その後、なぜか七瀬の罠にかけられた俺は同学年の嬉野さん(着痩せするタイプ)と七瀬の三人で部活を始めることになってしまう。協力する気はないという俺のまっとうな主張は無視。どんな女王様だ! ――でも俺はわかっていなかった。七瀬が、マジで、世界だって変える気でいるってことを。あの時、あの場所で、七瀬を受け止めた瞬間から、全ては始まっていたわけだ。「ノー・プロブレム! ちゃんとトラウマにしてあげるから!」予測不能の学園ラブコメディ!!
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Posted by ブクログ
3冊目で綺麗に終わった。
黒髪ロングの七瀬甘るりが毒舌でギター上手くてアイドル性抜群でなんか好み。この娘がデビューしたら推したい。菫子とのウィーン会議でのやり取りに頭の良さも感じた。
ドラムの南雲ちゃん、猫かぶりベースの由亜、生徒会長の菫子さん、良かったです。
実際のミュージシャン、曲、小説などが出てくるのも魅力的。舞台は横須賀ですね。
正直言ってあまり期待せずに読んだ作品なんですけど、一語句程度で終わるのが普通のノリ突っ込みを1ページぐらい引っ張ってから、"と、そんなこともなく"と落とす文体に狂気を見ました。面白かったです。寝耳に水樹奈々です。
3巻クライマックスの文化祭でのライブは盛り上がりました。甘るりがもっと輝くライブが見たい。
3巻最後の落ちわからん、セルフパロディ?冷やし中華の小説書いてるの?