【感想・ネタバレ】”私”が生きやすくなるための同意のレビュー

あらすじ

我々は「自分の領域」を持って生活しています。その領域とは、名前、住所、趣味、財産、価値観、気持ちなど、自分を形作るすべての要素を指し、誰も無断で踏み入れることはできません。 この本では、そんな自分の領域を自分専用の乗り物=「ジブン号」として解説していきます。 自分で運転できてプライベート空間が保てるジブン号に他人が乗り込むには同意が必要です。 さらに、ジブン号には鍵のかかったスーツケースも積まれ、その中にはひとつずつ大切なものが仕舞われており、同意なしに開けることは許されません。 同じように、他人にもそれぞれ「タニン号」が存在し、自分が乗り込むには同意をもらわなければなりません。 それぞれ違う考えを持つ人たちが一緒に心地よく生きていくためには、同意をする、同意をもらう、つまり「はい」と「いいえ」が無数に繰り広げられていると言うことなのです。 逆に、もやもやする、嫌な気持ちになる、トラブルが起きる……これらは同意ができていない証拠です。 第1章では同意の概要を伝え、第2章では自分が相手へ同意するとき、第3章では相手から同意をもらうときを解説し、第4章で同意が発生するさまざまな場面を関係性に分けて具体的に見ていきます。 1冊通して「同意」を意識し自分の人生を自分で決めて歩んでいけるようになることを目指します。

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Posted by ブクログ

普通の自己啓発本ではなく

なぜ「同意」が必要か

を軸に自分を大切にしようというメッセージが込められている一冊
自分のことを車に例え、個人情報をスーツケースに例えたのは読みやすかった!

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同意がどう言った場面で必要とされるか、またその時の相手の心情、自分目線においても詳しく述べられていた。大学の講義を受けているような感覚だった。常識の前提を定義し直すような内容で、当たり前のように享受していたルールをもう一度考え直す機会になった。難しい言葉は使われていないので読みやすい。情報の面白さや目新しさはなかったかもしれない。



同意するかどうかは自分で決める
継続的なルールに同意することは時間軸の面から拘束力が強い
同意をもらうことは他人を傷つけないための基本
同意が本心かどうか
どこまでいつまで同意か

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2023年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自己決定の話。自己責任と自己決定のあたりはうまく説明できなかったところを言えていて気持ちよかった。時間で変わるよね、というのも。契約は確かに厄介。
読者の想定はどの辺なんだろう。

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2022年11月01日

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