あらすじ
論理的思考・データ分析だけでは戦えない時代の
「直感」と「感性」の鍛え方
・KPI・PDCA…ガチガチなのに業績はいまいち
・資料作成や会議でいつも「ただただ忙しい」
・結論や根拠のない話ができる場がない
・予算・計画…「決めたこと」に縛られ自由がない
・メールにチャット…「すぐの返事」が当たり前に
・数字・データ一辺倒で、人の心を軽視している
……ビジネスの行き詰まりを突破するには?
「余白=埋めるもの・まだ何も書かれていないスペース」だと思っていませんか?
その発想をやめ、「いかに“いい余白”をつくるか」に考え方を変えること。
それだけで、物事の捉え方・見え方が変わり、思考の幅が広がります。
TBS「情報7daysニュースキャスター」、日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」に出演する気鋭のコメンテーターで、アーティスト・デザイナー、経営者の著者が贈る、
生産性・業績・処理能力を下げずにクリエイティビティを爆上げする思考法!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
そうか、余白が足りなかったのかもと気持ちが楽になった本です。日々なにかと詰め込まなくちゃ、なにかしなくちゃと気忙しくなっていたところに気付きを与えてくれました。
前に進むためにも意識的に余裕、余白をつくること。立ち止まって考える余裕、ひとりになる時間。人間関係でも同じ、お互い干渉しすぎない緩衝地帯、余白は大切。
コミュニケーションでも決めつけはせずに受け入れること、そして、期待しすぎない。モノごとを考えるとき「こうすべき」という思考はいったん忘れて頭の中、気持ちの中に余白を残しておく。そうして動き続けていく中でなにかが見つかってくるもの
やりたかったけど、やれていないこと
心の奥にしまっていたものをあらためて考えてみようと思った次第です、、
Posted by ブクログ
コミュニケーションや仕事などで息苦しかったり、結果をすぐに追い求める人には目から鱗になるような心の余白の作り方に関する内容。
余白を作ることで新しい風やプンプンするクセがちょっとマシになりそう。
Posted by ブクログ
自分の中に余白を持つ。
相手との間に余白を持つ。
第一章 なぜ余白が大事なのか
ロジックだけを積み上げたり、テクニックだけに頼ったりすると、その先に待っているのは
「決まったゴール」
新しくてユニークなものを求められている場合には余白が必要
余白のイメージ
・なんでも受け止める巨大なクッション
・曖昧で言葉にできない思い
・おもちゃ箱
・なんとなくやりたい気持ち
・なんか好き
・体感ベース
・いつでも終わらせることのできる自由
→理由も根拠もいらない
本質的な直感、雑多なものを入れる
言葉は限定的。
余白には不必要な不快なものを排除するような
ある種の厳しさも伴う
余白に雑さがあると全てが台無し
第二章 仕事の余白
他人に仕事を任せる時のポリシー
・常に最高のパフォーマンスを求めること
・最低の場合を想定してリスクヘッジしておくこと
両方を同時に持つことが重要
両方を両極端に張れるか、が器が問われる
他人と一緒に作るときに起こるイレギュラーが
予測できなかった効果をうみ、
結果的にクオリティを上げてくれる
余白のないところでは人は育たない
想いと能力のある分野で主人公になる
→想いだけでなく能力も必要
メンバーが自責で仕事をする
そのために大きく裁量を与える
第三章 人間関係の余白
他人との関係性において緩衝地帯をつくる
うまくやれない相手は必ずいる。
→我慢せずに関係を止める
高すぎる同質性は、「違い」への攻撃になる
第四章 コミニュケーションの余白
コミニュケーションとは「頭の中の地図」のすり合わせ
どんな突拍子もない話でも一度受け止めることができるか=余白があるか
相手に気配を伝える
大事なのは1回ごとの話の内容ではなく
その体験の積み重ね
第五章 自分の頭の中に余白をもて
新たな学びが、余白を増やす
当たり前、以外の選択肢をあえて取り入れる
相手を否定したいとき=同質性が低い時
→なるほど、で一度受け入れる
おわりに
絶対軸の頂点は「夢」
やりたかったけど、やれていないこと。
心の奥に大切にしていたもの。
ここを考えてみる
Posted by ブクログ
自分以外との間に必要な緩衝地帯である「余白」の大切さについて書かれた本です。
なんとなく感じていたことが的確に言語化されていてとても勉強になりました。
Posted by ブクログ
余白という概念・その意味合いを理解・意識して、意図的に余白を持ち、それを自分の中、相手との関係性の中で活かすスキルを発揮すればWell-beingに繋がる、そんなヒントが散りばめられた1冊。
心の縁側を常に持ち、活用できれば人生を楽しむことができるのだろうと思う。
Posted by ブクログ
コミュニケーションを円滑にして過ごすための本だと読みました。古い日本式家屋にある縁側をイメージしながら、いろんなものを自分の中のコアではなく余白で受け止めることで円滑に過ごすことができると説いています。隣接するところで諍いが起きるのは世の常ですし、インターネット、デジタル、SNS の発展で余裕がない世の中において、一つ持っておくべき考え方だと思いました。
Posted by ブクログ
デザイナーさんならでは感覚、直感を大事にする。因果関係が書かれているわけではないから読んでて腑に落ちない部分が多い。
不真面目というか楽観的というか。
「ワクワクする気持ちを大事にする」思考法だと感じた。
自分はあまりにも、論理的な考えとか、結論から言うとか、意識しすぎてたのかも。
ビジネスの場はそれでいいけど、日常会話ではそこまで気にしなくて、余白をもった色々な話を楽しんで良い。