あらすじ
これからの時代、豊かな暮らしには「投資」は必須です。
これから「投資」を始める人にとって、本当に必要な知識をまとめた1冊!
暗号資産(仮想通貨)の基本をすべて解説しています。
・仕組みはどうなっているの?
・危なくないの??
・どうやって買えばいいの??
・現金とは何が違って、何がいいの????
なかなか聞けない「暗号資産」について確認し、
賢いマネーライフを送りましょう。
■目次
●0 知っておきたい「お金」のこと
・お金に必要な3 つの機能
・お金の発行と流通の仕組み
・お金は「もらう」ものから「増やす」ものへ
ほか
●1 新しいお金としての暗号資産
・暗号資産が生まれた背景
・暗号資産が持つ4つのリスク
・暗号資産で広がるデジタル経済圏
ほか
●2 暗号資産の運用の仕組みを学ぼう
・暗号資産のウォレットは銀行口座の仕組みと同じ
・取引所のリスク対策① コールドウォレットで資産を管理する
・個人でできるリスク管理
ほか
●3 暗号資産にかかる税金について知っておこう
01 暗号資産は「雑所得」として税金が発生する
02 暗号資産で支払いをした売買でも税金が発生する
03 利益(取得価額)を計算しよう
ほか
●4 世の中の動きと連動して暗号資産の価格は変動する
・暗号資産の値動きの特徴
・ビットコインは金融危機に強い
・世界的大企業の参入を市場は歓迎している
ほか
●5 暗号資産投資のこれからを学ぼう
・政府が発行を検討している「CBDC」
・ゲームして稼ぐことができる「GameFi」
・メタバースと暗号資産には密接な関係がある
ほか
●コラム
・ブロックチェーンとは?
・ビザンチン将軍問題とは?
・スケーラビリティ問題とは?
・マイニングとステーキング
・エアドロップとは?
・ビットコイン相場の歴史
・イーサリアムの開発計画と技術改善
・具体的なNFTの活用事例
※ 本書には解説の都合上、特定の暗号資産銘柄や暗号資産交換業者名などを記載していますが、
あくまでも例として取り上げたもので、その暗号資産の売買や口座開設等を推奨するものではありません。
■著者 松嶋真倫(まつしま・まさみち)
マネックス証券 マネックス・ユニバーシティ 暗号資産アナリスト
大阪大学経済学部卒業。
都市銀行退職後に暗号資産関連スタートアップの立ち上げメンバーとして業界調査や相場分析に従事。
マネックスクリプトバンク株式会社では
業界調査レポート「中国におけるブロックチェーン動向(2020)」や
「Blockchain Data Book 2020」などを執筆し、
現在はweb3ニュースレターや調査レポート「MCB RESEARCH」などを統括。
国内メディアへの寄稿も多数。2021年3月より現職。 本書が初の著書。
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Posted by ブクログ
現在、ビットコインをはじめとする暗号資産が右肩上がりに伸びている。不安定な面を持ちながらも、これからの成長を期待し暗号資産に手を出す人も多いことだろう。しかし、現状使われている法定通貨との違いなど、不明な点も多いため本書を手に取った。
上でも述べたが、法定通貨が強いのは圧倒的な信頼に由来すると考えている。通貨の3要素なんてものも、遠い昔に習った記憶があるが、自国通貨の信頼が弱まっている新興国においては、想像通りとも言うべきか暗号資産の注目度が高い。
また、驚かされたのはゲーム内の通貨がリアルの通貨と連動するゲームファイという仕組みが既にできあがっているというところだ。eスポーツの熱狂ぶりもあるが、ゲームファイはeスポーツをはじめとしたゲーム市場を新しいステージへ押し上げる可能性を秘めているように感じる。
利益化した場合にかかる税金もまだまだ高く、安定した資産形成に寄与するかどうかは個人の判断に委ねられるだろう。だが、暗号資産の奥深さ、メリット、デメリットを学ぶ入門書として、自信をもってすすめられる一冊となっている。
Posted by ブクログ
暗号資産初心者だけど、とにかくわかりやすい。
スッと頭に入ってくる。
いきなり知らない単語が出てこない。
知らない単語があっても必ずわかりやすい説明がある。
ただし、2023年末に発行された本につき、情報が古い部分が結構ある。
Posted by ブクログ
本自体は悪くないが、どっかの動画で見たブロックチェーンの仕組みの方がわかりやすかった(当たり前か。)
バフェットの資産の定義と相違するため、私は資産形成として暗号資産に手を出さない。仕組みや利便性を理解するにはいい本だった。
Posted by ブクログ
3冊の中ではこれが一番見やすかった。価格変動が大きい、ハッキングされる、51%攻撃、規制で使えなくなる。暗号資産は特定のものに紐づかない、国境ない。スケーラビリティがある。ウオレット(口座)ホット常時ネット接続、コールド接続しない。秘密鍵の保存がキモ。(書く!)取引所を使う。イーサリアムとビットコインが大手。取引所も分散。利益は雑所得で分離課税できない。ビットコインとアルトコイン、ドミナンス。ステーブルコイン。DeFi.メタバースで使うのかなあ。それはそれで。
買ってほっておくができるタイプのものではなさそう。
Posted by ブクログ
ビットコインなど暗号資産全般に関する情報の入門編
日々革新を続ける新しい分野なので分かりにくい部分が多い。この本でも少し立ち入ったところは理解できにくい。自身でより深めてゆくことだろう。
しかし、この本などを読んでおけば知らなかった暗号資産に関する需要な部分を身につけることが可能。
Posted by ブクログ
23年末の出版。今から1.5年前なわけだがすでに隔世の感がある。
メタバースやDAOとかのキーワードが流行ったなー。
ブロックチェーンをベースにしたテクノロジーはバズワードではなく、もう少し時が経てばもっと普遍的な身近なものになるように思います
Posted by ブクログ
巷に少しずつ浸透してきている暗号資産について、やさしく解説してくれている。
お金というのはどういうものか、暗号資産とは。
その仕組みや使い方をチャプターごとにわけてあり、必要な情報を取りに行きやすい。
どういう時に、暗号資産の価値が高まり、これから需要があるのかないのか、リスクを含めて、新しい技術の知識を授けてくれる。
どれが良いとか、この取引所が良いなどは特に言及してはいないが、
暗号資産を始める前段階として、知識を有しておくには十分かと思う。