あらすじ
ガーデニングの世界選手権、英国チェルシー・フラワーショーで3年連続ゴールドメダル受賞。 世界が感動する庭をつくり続ける、花と緑のプロフェッショナル・石原和幸のすべて。 全国展開するまでに成長した花屋経営の成功と挫折。 44歳で多額の借金を背負いながら、新たな夢に向けて庭師としてゼロから再出発。 金なし、コネなし、知識なしの男が独学で世界を目指し、わずか5年でどのように夢をつかんだのか。 一本の花から伝説を作り続ける男の驚きの発想と行動。 どんなに苦しい状況でも、新たな「一歩」を踏み出す勇気がもてる一冊。
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Posted by ブクログ
人生に感動と気合いを入れるために,この本を読む。そういう使い方が一番と思う。
タイトルの「仕事術」はこの本の魅力とはちょっと違う気がする。仕事術としては,庭師でなくても役に立つ部分もあるけど,細かいことでは違和感を覚える部分もある。ただ,それは著者も言うとおり,「そのまま真似したところで、意味がない(p173)」と考えるととても腑に落ちる。
Posted by ブクログ
他薦本。がむしゃらにやって成功している人との彼我の差から気づくことは多いなー。
【若さは自分が決める】
30歳までにMBAとるぞとか、あの人とはまだいくつ違うから仕方ないねよとか、じゃない。年齢じゃないじゃないか。昨日より、先週より、先月より、昨年より成長していけると思って行動する。
【全力で動いてみる】
もっと仕事が欲しいと与えられることを待ってしまう部分があるし、いつの間にかそれでお腹いっぱいになる自分もいる。持て余しているなら、全力で動いてみること。思いつくものすべてに手を出してみる。
今は外にイベント行くとか、誰かと会うとか、仕組み化しているので、それでどんどんチケットを積み重ねて行く。
【目標以上にはなれない】
これは真理だと思う。地区大会一回戦突破を目指すチームが甲子園優勝は1000%ありえないわけで、取り合えず大きな夢をもったら人に伝えること。そのためにも、具現化された夢を持たなければ。最近はこの1年とかのスパンで考えているけれど、未来から逆算するということもやろうかな。
高校生・大学生にキャリア・論理思考の授業をする、ということをする!
Posted by ブクログ
仕事について深く考えさせられると共に、熱い気持ちを思い出させてくれる名著。バイブルの一つ。
<メモ>
・必死になっていないから可能性が眠ったままになっている。
・まず、これをやるぞ!と決めること。あとは自分で扉をノックして、チャンスをつかみ、必死で行動する。
・状況が悪ければ悪いほど、自分に力つく。そのときもてるものを全て駆使し、状況を突破する。そこから自分のオリジナルが生まれる。
・花を売らずに夢をうる。ものではなく、想いでをうる。心に刻まれるような仕事を。
・大きく見せようとすることと、大きな人間になることはまるで別物。一度目標を達成したときの自分を超えるには、自分の熱くなれることを見失わず、そこからそれずに積み上げていくしかない。作者の場合はお客さんの喜ぶ笑顔。
・全力で動いてみること。思いつくものすべてに手を出して、やってみる。ほとんどは何も役に立たないが、その中に次に続く何かが見つかるはず。現状維持のままじっとしていても、残酷なまでに時間は流れていく。一つや二つの失敗にめげることなかれ。失敗からしか学べないこともある。やるからには精いっぱいやること。
・可能かどうかにこだわっていては、これはというものはできない。自分の限界に挑み続ける。できるかどうかわからないぎりぎりにチャレンジすることで、限界水準は必ず引きあがる。
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