あらすじ
過去の出来事から人間関係に臆病になってしまった琴音は、人との関わりを避けながら高校生活を過ごしていた。そんな時、人気者で成績も抜群だけど、いつもどこか気だるげな瀬名先輩に目をつけられてしまう。「覚えておきたいって思う記憶、つくってよ」―そう言われ、強引に“記憶のリハビリ”とやらに付き合わされることになった琴音。瀬名先輩は、大切に思うほど記憶を失くしてしまうという、特殊な記憶障害を背負っていたのだった…。傷ついた過去を持つすべての人に贈る、切なくも幸せなラブストーリー。
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Posted by ブクログ
はじめまして、僕のずっと好きな人は、タイトルの通り「ずっと好きだった人」への想いがとてもまっすぐで、読んでいて少し切なくなる作品だと感じました。
まず印象に残ったのは、登場人物の気持ちがすごくリアルなところです。好きな人に対して「伝えたいけど伝えられない」とか、「この関係が壊れるのが怖い」といった気持ちは、多くの人が共感できると思いました。特に、何気ない日常の中で相手を意識してしまう描写が自然で、「わかるなあ」と思いながら読めました。
また、大きな出来事があるというよりは、静かに気持ちが積み重なっていくストーリーなので、その分ひとつひとつの感情が丁寧に描かれているのも良かったです。だからこそ、ラストに向かうにつれて気持ちがじわっと伝わってきて、読み終わったあとに余韻が残る作品でした。
全体として、「好き」という気持ちの大切さや切なさを改めて考えさせられる作品で、恋愛のドキドキだけじゃなくて、少し苦しいけど温かい感情も感じられるところが魅力だと思います。
Posted by ブクログ
「記憶障害を抱えた男子高校生×自分嫌いなぼっち女子高生」
このキャッチコピーと綺麗な表紙に惹かれて購入しました。
私はもう全然高校生じゃないですが、仲間は居るのに自分もよく孤独を感じることがあるので共感できると思って読んでみると、これが二人の抱える悩みが想像以上に大きくて切なくて、私と比較するのは違うなぁ……と。
それでも、悩みと、お互いを向き合いながら学校生活を送る二人が美しく愛おしく、大好きです。
お気に入りの学園恋愛物になりました。