あらすじ
年金生活に不安を抱えているあなたへ、家賃4万円の賃貸住宅に住んでいる鈴木さんが、少ない収入でも前向きに楽しく暮らす知恵と、節約生活の工夫を紹介します。64歳からはじめたYouTube、『60代一人暮らしVlog 「ようこの年金暮らし」』はチャンネル登録者がたちまち20,000人越え! 準備した老後資金は無くなり失業。さらに物価高、コロナ感染、腰痛などにも負けず、お気楽なコメントを連発する姿に、多くの人が共感を覚え、励まされています。 ●「大きな無駄を削ぎ落としたら、心も財布も楽になり、びっくりするほど節約できます」 ●「年を重ねるたびに、『もう年だから』と諦めてしまいがちです。でも実際にやってみたら、時間をかければできるんだっていうことが分かりました」 鈴木さんは、毎日ずっと、節約生活を実践中。好きなものを食べて、明るくお気楽に生きる鈴木さんの、創意工夫に満ちた生活を公開します。
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Posted by ブクログ
ブログをまとめたような本だからか、時系列が良く分からないことが多く、話もあちこち飛んで、前にも言ったことがまた初めてのように書かれていたり。ブログのように1日一つ読むならいいが、本として一気に読むと読みにくいと感じた。
けれど内容は本当に普通の人の暮らしが伝わって好感をもった。よくある素敵な家で、センスのいい丁寧な暮らし、ではなく、老いを感じる身体で立ち仕事のパート給料と年金でのささやかな暮らし。すでに切り詰めている家計をさらに節約しようとされていたり、遊びに行っても買ったのは自販機の水だけとか、日本のお金のない老後の姿に読んでいて切ない気持ちにもなったけど、老後に備えて今から生活費を下げても楽しんでいけるようにしていこう、親が元気なうちに旅行にでも連れて行ってあげよう、と優しい気持ちにもなれた。
Posted by ブクログ
タイトルから、生活の智恵的なことが書いてあるのかな~と思ったけど、そういうことはなく、徒然草のような日常生活を綴った本でした。
YouTubeもしているようでのぞいてみました。
Vlogという、ビデオブログみたいな感じなのかな。
キッチンとかテーブルがすごくきれいに整頓されて無駄なものは置いてなくて、丁寧に暮らしているのが伝わってきました。
この方は、私の母と同じくらいの年。
母は定年退職後、しばらくは週4~5働いていたけど、もうつかれた・・・ということで、今は週1の仕事のみ。
それでも目標があるらしくてまだ働きたいと言っている。
この方と違って節約は一切せず、食べたいものを食べ、欲しいものを買う。スポーツクラブに通い、好きな映画を見て、気の合う友人と年に数回国内旅行。まぁ、ぶっちゃけ私より良い暮らししている。
私は、常々思う。一生懸命働いている現役世代より、老人たちがいい暮らしているのはなぜ?私が時々奮発して鰻屋に行くと、周囲の客は老人グループばかり。私は一番安いうな重を注文するが、老人グループは時価の国産天然うな重を値段も確認せずに人数分注文する。じゃあ私が老人になったとき、こういう生活をおくれるの?といえば、絶対に無理だろう。
・・・とまぁ私の愚痴はこれくらいにして。
この本を読むと、そういう裕福な老人ばかりじゃないんだな~と思う。
切り詰めて生活している高齢者もいるのでしょう。
共感ポイントとしては、健康がなによりの節約ということと、数少ない友人を大切にしようと思ったこと。
この本読んで、歯磨きが丁寧になりました。虫歯になるのも嫌だし、歯を失うと食事も楽しめなくなるから。
読む限りお子さんは二人のようだけど、現在の出来事には長男しか出てこず、次男は一切登場しない。
約20年前の元夫との出来事は語ることができても、登場しない次男のことを語る時期はまだ来ていないのかな・・・と察する。
自分の中で納得したり、消化できないと、語れないからな。
YouTubeを見る限り楽しそうだなと思ったし、それは文章で読むより動画を見たほうが伝わってきた。
文章だと、悲壮感がありました。