あらすじ
なぜwarmがウォームで、wormがワームなのか。Tigersはタイガースなのか、タイガーズなのか。live↓livingのように、ingが付けば取ってしまうのに読みもしないeを語末に付けるのはなぜか。不思議だらけの英語の発音と綴りだが、仕組みを知れば規則性が見えてくる。本書では、母音と子音、開音節と閉音節、母音字の読み方、「マジックe」など、学校では習わない英語の発音と綴りの仕組みを基本から解説する。
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Posted by ブクログ
英語の発音と綴りにここまで一貫したルールがあったとは知らなかった。途中までは煩雑なルールの説明に面くらったが、終章にある理解度テストのような復習をした時に、どんなロジックが適用されてこの発音や綴りになるのかが自然に理解できていることに驚いた。
当初、綴りは発音を介して語と結びつくが、やがて直接的に語と連結されるようになり、そうなればたとえ発音が変化しても綴りが変わりにくくなる。このことを「表語性」というが、一般的に表音文字とされるアルファベットも、この表語性を通じて表意文字のような性質を有しているとも言えることが、実践を通じてよく理解できる良書。