あらすじ
◆ラクしてしっかり増やす、一番確かな方法!
本書は、毎月1万円の「つみたて」で、無理なく現実的に自分年金をつくる方法を説く本です。
ところで皆さんは、投資、してますか<? br> きっと本書に興味をもったあなたは、iDeCoやNISAの活用を考えたり、堅実な方法で資産づくりをしたいと希望していることでしょう。
まさにそんな人にお勧めなのが、この「つみたて投資」です。
なぜなら、積立×長期×分散こそが投資の王道であり、数ある投資法の中でも最も実績と安全性の高さに定評があるからです。
◆長い期間+継続+放置
ところで、つみたて投資には3つのポイントがあります。
それが
1長い期間行うこと
2とにかく継続すること
3ひたすら放置すること
です。
長く行うためには、とにかく「早く(早い時期から)」始めないといけません。
継続するには、「相場に一喜一憂しない」事が求められます。
そして、ひたすら放置することで「複利の効果」を享受するわけです。
◆本当に「月1万円」で「2000万円」は可能?
きっと皆さんは、本当に「月1万円」で「2000万円」もの資産をつくることができるのか? と疑問に思ったはずです。
もちろん先々の未来は誰にも予想できません。
しかし、実績は明確に示すことができます。
アメリカの主要株価指数に「S&P500」があります。
この指数に対して毎月1万円を35年間つみたて投資すれば、2000万円にすることは可能だったのです。
とはいえ先にも紹介したとおり、長く+継続し+放置し続けることはなかなかできるものではありません。
過去30年を振り返ってみても、戦争や天変地異、バブルと崩壊、果ては感染症パンデミックまで、いろいろな「ショック」があり、そのたびに「暴落」がありました。
あなたはそれでも、長く+継続し+放置し続けることはできるでしょうか?
・・・・不安に思ったあなたはぜひ本書を通じて、「つみたて投資」を始め、継続するための、勘所と実践法を学んでみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
投資を始めたことがない人向けの入門書としてはわかりやすい内容だと思います。
ただし、投資経験者だと人に説明するにはこういう説明が分かりやすいのかという視点で読むにはいいですが、自分の知識のために読むには、物足りないので、初心者にのみお勧めします。
Posted by ブクログ
投資格言
「売るべし、買うべし、休むべし」「売り買い休みの三筋道」
投資信託に関わる3者「運用会社」「販売会社」「信託銀行
」 信託銀行・運用会社から指示を受けて株式や債券の売買を行う。
投資信託の価格は「基準価格」。投資信託の資産のうち投資家に帰属する金額を「純資産総額」といい、これを投資信託の総口数で割ったものが基準価格となる。1日1回だけ変化。基準価格は投資信託の取引の申し込みを締め切った後に公表するので、投資家は当日の基準価格はわからない。この方式を「ブラインド法式」という。締め切り前に価格が公表されて取引できると、すでに投資信託を保有している投資家の利益が阻害されるため事前にわからないようにしている(この点がよくわからない。なぜ利益が阻害されるのだろうか?)
投資信託手数料 は3つ。
・買い付け手数料(購入時手数料とも販売会社に支払う)
・信託報酬(保有期間中に投資した金額(信託財産)から間接的に差し引かれていく運用の手間賃)
・信託財産保留額(投資信託を解約、現金化した際にほかのひとの信託財産に多少の影響があるため、保有し続けるほかの投資家のために少しだけお金をおいていくというもの)
積立投資においてはノーロードの投資信託を選ぶのが望ましく、信託報酬が極力低い物を選ぶようにする。
つみたて以外の投資方法
コア・サテライト戦略:つみたて投資をベースに一部の資産を個別取引に充てる。8割ノーロードのインデックスファンド、2割を個別銘柄やアクティブファンド
エンハラスト・インデックス運用:基本的にはインデックス投資。インデックスファンドの中にはリターンの少ない、現金で持っていたほうがよかったと思える銘柄も入っている。この点を考慮し、このような企業への投資比率を下げたり、運用のいい企業を厚めに投資をしていく。インデックス運用とアクティブ運用のいいところを勧めるような運用