感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
なんという……なんという本でしょう。
この一冊に、色々な事件と感情が詰まりすぎてて、読後はこの本がずしりと重く感じるほどでした。
読んでいる最中は荒々しく色々な景色が渦巻くのに、最後の最後は穏やかだけど壮大な湖面と遠方の山がモノクロで立ちのぼってくる。こんな体験なかなかない。
途中怪我したあたりで苦しくなって1度休憩を挟みましたが、そこまでは一気読み。怪我の後も一気読み。最後はグッと溢れそうになる感情を抑えつつ読みました。
ラスト3ページが特に…もう…湖山先生が…。
青山くん、いつまでも描き続けてほしいなぁ。いや、きっとそうするはず。時々山荘に行って、じっくり向き合って描き続けるはず。
じんわり感動しました。
このページ数とは思えない濃厚さでした。
まだ半分
第二章読了47%ですが、もう何回も涙腺崩壊。
その後の登場人物か描かれて、前作から相当に
腕を上げたと感じる物語。
僕の線のもうひとつの意味
水墨画の献花、友達の言葉
西澤さんの言葉、もう大泣き。
映画から入ったクチですが、映画で続編化は
あまりにあらすじが違うので難しいそう。
成長した清原さんや、流星くんも観てみたいけど
さぁ、第三章拝読します。
まだ半分なのにこんなにいい話し描いちゃって
大丈夫なのか心配と期待。。。
Posted by ブクログ
前作で立ち上がった主人公が、自分の道を歩み始めるまでのストーリー。
向き合えずに避けていた過去に初めて向き合い、自分の為すべきことは何かという葛藤を経て、成長していく様子が爽やかで清々しいです。
主人公だけじゃなく、周りの登場人物もそれぞれの課題と向き合いながら、そして互いに影響し合い、ときに支え合いながら成長していく様が描かれています。
物語の冒頭とラストの舞台が揮毫会ということもあり、その対比が効いていて、主人公たちの成長や意識の変容がよくわかります。
ようやく自らの道を見つけて歩み始めた霜介。
本作では、前作以上に色々な経験をし、触れ合う人たちも広がり、繊細な部分も多分にありながらも少しずつたくましくなっていっているなぁと思います。
今後の彼の人生に幸多からんことを(^^)
Posted by ブクログ
前作を読んでからかなり日が空いたので思い
出しながら読み進めるとあぁ~そうそう
霜介って真面目なんだけど不器用で
ここぞって時に微妙にうまくいかない・・・
でもそれ自体も必要な事だったんだと
作品を通して伝わってきました。
小学生たちとの交流によって描くこと自体の
原点や教えることによって学ぶ感じも
すごくよかった。今作はてっきり霜介の
成長した姿が描かれていると思っていたけど
苦悩や葛藤など読んでるこっちまでも
苦しくなりました・・・
水墨画のことなんてほとんどわからない
私ですがラストの湖山会の揮毫会は文字で
読んでいるのに描かれているものが見える
ような感じが伝わってきてすごくよかった。
湖山会の人達や霜介の進む道は示されたけど
ほんとにどうなるかすごく気になる・・・