あらすじ
「そもそも投資の意義ってなに?」
「株式投資をしているけれど、これといったメソッドを持っているわけじゃない」
「今の運用方法で正しいのか、だれか教えて!」
「自力で市場予測をするには限界を感じる…」
こんな思いや悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
本書では、会社四季報を26年以上にわたり完全読破し続けている、元・野村證券のプロ投資家である著者が、投資における市場の先読み術をやさしくかみ砕いて解説しています。
プロ投資家の思考を参考にすれば、投資に限らず、ものごとの先を見通す力や、先回りして考え、行動する力が身につくでしょう。
マーケットビジネスの潮目を読み、一段ステップアップしたビジネスパーソンになれれば、成功を手にするチャンスも広がるはずです。
さあ今こそ、投資やビジネスに役立つ最強メソッドをともに学びましょう!
《こんな方にオススメ!》
・株式投資をこれから始める方
・投資はやっているけれど、今のやり方でいいのか不安な方
・よりレベルの高いインベスターシンキングがしりたい方
・未来予測(なんらかの先読み思考)に関心のある方
など、さまざまな方々にぜひお読みいただきたい1冊です。
※カバー画像が異なる場合があります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私は今すぐにでも投資をしてみたいと思っています。投資をすることによって世の中の情勢や経済状況などを知るきっかけになると思うからです。本書は初心者にもわかりやすい説明でその基礎を築いてくれた。
Posted by ブクログ
勉強になった。売上高と利益の構造や4種類の相場の考え方など説明が分かりやすかった。
•世界のGDPのうち、日本のGDPが占める割合は大体5%前後
•数字を抑えておくと、真実が見えてくる
元の数字とパーセント→影響
•粗鋼生産量
•上がる銘柄を選ぶ
•世界が1年間に生み出す負荷価値よりも、世界の時価総額の方が大きい。
•日本経済は製造業が牽引している
•ど真ん中の産業は時代によって変わる
•社会が何かの出現で変わるタイミングを掴む
○見出しに登場する要チェックワード、これらの言葉は全て変化を表している=既に変化が起こっている、あるいは起こりつつあることを意味する。
①「年」·····用例:〇〇年以来
②「ぶり」⋯⋯⋯·用例:〇年ぶり
③「初」⋯⋯⋯⋯·用例:初めての〇〇、初年度、日本初
④「最」·····用例:最高、最低、最大、最長
⑤「新」⋯⋯⋯用例:新技術、更新、新たな取り
⑥「発」·····用例:発見、発明、日本発、発表
⑦「転」·····用例:転換、反転、転機
⑧「改」⋯⋯⋯用例:改革、改正
⑨「脱」⋯⋯用例:脱〇〇、脱退
○景気サイクル
①キチンサイクル
1番小さなサイクルは、キッチンサイクルと呼ばれるもので、その期間は4年弱
他の景気循環と比べて、サイクルが短いことから、短期循環や在庫循環などとも呼ばれている
在庫の増減により、4年弱の周期で、キチンサイクルが循環する
②ジュグラーサイクル
約10年
企業の設備投資に起因する
③クズネッツサイクル
約20年周期の景気循環
住宅や商業施設の建て替え時期に相当することから、一般に建設事業に議員するサイクルと考えられている。また人口の変化に起因するとしている説もある。
④コンドラチェフサイクル
約50年周期の景気循環が、コンドラチェフサイクルで、コンドラチェフの波、長期、循環大循環などとも呼ばれる俊平ターは、景気循環論の中で、コンドラチェフサイクルの要因として技術革新を挙げているが、戦争の存在も無視できないというのが、現在の通説となっている
○景気動向指数をチェック
日本の経済状況を把握するための指標の1つで、内閣府が毎月調査し、2ヶ月後の月末に数値を発表している
指数は生産、雇用、消費など、様々な経済活動において重要で、かつ景気に敏感に反応する。30項目の指標をもとに算出される以降をメモに記載。
〇株価チャートの読み方:出来高
•人気のない株が安値で急増した時は買いサイン
→それなりの理由がある
→何らかの材料が出て書いた人が大勢いるとは言え、一時的なものでもある可能性が高いので注意が必要
もっと注意!大型株の出来高が高値にもあるにかかわらず急増した場合:買いたい人が大勢いる一方で利益を確定するための売りが大量に出ている可能性がある。高値掴み
Posted by ブクログ
・新聞、指標シート、四季表によって経済を把握→知識と経験によって予測
・巨視的な発想と風が吹けば桶屋が儲かる的な直感を手にする必要がある、習得に時間かかりそう
・市場の規模を把握→個別の企業
入門編としてよかった。
あと紙の新聞である理由は一覧性だから、と書かれてあったが今時はaiで要約できそう。「重要なニュース➕関係ないニュースをまとめて」という指示ができそう。
株とAIはどのくらい合うのか?
Posted by ブクログ
全体像を掴む。
日々重要な数字を追う。
これが投資する上で重要なカンを養う。
日本のGDPは、世界でどれだけを占めるのか。
500兆円くらいで、5-6%。
アメリカは、40%くらいを占める。
日本において重要な産業は、やはり製造業で40%くらいを占める。
新聞で日々の数字を追いかけ、ノートに転記。
また気になった記事は切り抜く。
これにより、どんな出来事がどの数字に影響するか、わかるようになる。