【感想・ネタバレ】万能鑑定士Qの推理劇 IVのレビュー

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推理劇シリーズ第4弾。
贋作界のドンである、コピアとの直接対決を描いた作品。『αシリーズ』の登場人物ががっつり登場するため、そっちを先に読めば良かったという思いも持ちつつ、それがなくても読みやすい作品です。
最初は、彼女の店が荒らされるところから始まりそれを起こしたのが自分が過去に関わった事件の関係者であることが明らかとなり、その先にはコピアというとんでもない人物に行き着いて、、、という惹かれるような展開にとても楽しませてもらいました。ちょいちょい、メタ発言もありつつ莉子の家族や仲間が狙われていくというハラハラな展開がとてもばらすがよく心地よかったです。コピアとの対決はあっさりしていたのでこれでは終わらないと思いつつ、推理劇としては一旦の完結。これからの動きも読んでいければと思います。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
凜田莉子:佐藤聡美
小笠原悠人:寺島拓篤
葉山翔太:中村悠一
荻野甲陽:平田広明
宮牧拓海:福島潤
瀬戸内楓:鬼頭明里
氷室拓真:緑川光
浅倉絢奈:花澤香菜
壱条那沖:小野賢章
能登廈人:銀河万丈
凜田盛昌:千葉繁
凜田優那:井上喜久子
凜田タキ:野沢雅子
津島瑠美:ファイルーズあい
浜中清隆:高橋英則
筑紫耕治:市來光弘
弧比類巻修:関俊彦
謝花和希:増田俊樹
謝花玲:畠中祐
辻浦美咲:石川由依
熊井修太郎:松田健一郎

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2022年06月12日

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コピアとの直接対決!浅倉絢奈や雨森華蓮も合流し盛り上がります!
終わり方も含め、ちょっと無理矢理感がありますが面白かったです。

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2017年06月23日

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いきなり最終巻!

登場人物も事件の内容も最後にふさわしい規模だったけど…、終わりはすごくあっさりし過ぎ??コピアさんもうちと頑張って…
八重島辺りから次巻に続いてもいいくらいの盛り上がりだったじゃん。

まぁ、最後の最後でそんなあほな展開あるか〜い!で終わってくれて良かったww
新シリーズにも、絢奈にもまだまだ期待させて頂きやす。

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2016年12月09日

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推理劇って4冊で終わり?~莉子のオフィスには力士シールが、小笠原のオフィスには新マークがパクリだと嫌がらせがあり、おばあは借金が返せないなら帰ってこいと言う。彩菜の添乗で不思議な事件が起こり、上野動物園からライオンが盗まれる。一味が落としていったウェストポーチには石垣・波照間のフェリー料金が入っていたので、実家に対するコピアの嫌がらせと断じ、波照間へ~ライオン盗みと、泡盛造りはちょっと何のことだか判りません。おまけに波照間勤務を許す会社って何? 莉子と小笠原は波照間島へ!? 作中で莉子がⅤはないって言い切っている

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2019年10月07日

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〇 評価 
 サプライズ ★★☆☆☆
 熱中度   ★★★☆☆
 インパクト ★★★★☆
 キャラクター★★★★☆
 読後感   ★★★★☆
 希少価値  ★☆☆☆☆
 総合評価  ★★★☆☆
 全体を通して大きなトリックや謎がある訳ではない。まるで短編集のように,小さいエピソードが積み重ねられる。最初は小笠原がブリキ看板を見付けるというエピソード。月刊角川のトレードマークの盗作騒ぎ,八重山運送でのトラブル解決,謝花兄弟探し,綺奈によるツアーから人が消えたことの謎解き,そして波照間島のライオン騒ぎ
 どれもこれも小粒。面白くないわけではなく,軽く読める作品としてのクオリティは高い。しかし,サプライズはないし,先が気になる…というほどの作品ではなかった。
 推理劇3は海外での贋作ツアーの目的は何か?というワンアイデアの作品だったが,推理劇4はまるで短編集のような装い。テイストが大きく変わっている。
 推理劇シリーズの最後の作品。この作品の最後で,事件簿から続いた万能鑑定士Qの事務所を閉め,波照間島に帰る。そういった意味ではインパクトはある。
 トータルの評価は★3程度。推理劇シリーズの最後として,もう少し大きな謎がほしかった。コピアがあまりにも小物なのも残念なところ

〇 メモ
 小笠原悠斗が,地元で,津島瑠美の結婚式に出席する。結婚式二次会の会場の店で,マリリン・モンローの「七年目の浮気」の白いドレス姿のブリキ看板が盗まれるという事件が発生する。
 イソフルランで番犬を眠らせて盗むという犯行。容疑者の家で,小笠原の機転で,襖の裏に貼り付けてあった看板を見付ける。
 ジャック・オブ・オールドトレーダーズという質屋の駒澤と凜田莉子が,ブリキ看板の鑑定に来る。ジョアンナ・ビーンズ・コレクションのブリキ看板であることが分かる。価値は3000万円ほど。
 凜田莉子は,「万能鑑定士Qの推理劇3」で3か月も海外に滞在したことなどから,祖母から借金をしていた。そのため,祖母が会長を務める八重山運送への就職をあっせんされる。現場で,輸送で壺が割れたというトラブル。髪の毛の伸び縮みを利用したトリックだと見ぬく。
 その後,水道橋の万能鑑定士Qのオフィスに「力士シール」が埋め尽くすように張られるという事件が起こる。氷室の鑑定で,この力士シールは謝花兄弟が作ったものだろうとされる。また,シールには「Shut up shop(店を閉めろ)」という文字列が隠されていた。
 チープグッズを訪れ,楓から謝花兄弟についての情報を聞く。
 月刊角川での盗作騒ぎ。銀行の貸金庫内に謝花兄弟の名で盗作を糾弾し,熊井という編集者を首にしてほしいとのメッセージがあった。莉子は封筒を利用したトリックをあばき,弁護士を偽物だと指摘する。
 莉子と小笠原は謝花兄弟の行方を探す。秋田県の富士山(ふじやま)の清掃をしていたという手掛かりから,エレベーターに隠れた謝花兄弟を見つけ出す。
 謝花兄弟は万能鑑定士Qのオフィスに貼られた力士シールはニセモノだという。エンクリプテッド・シグネチャ,すなわち,謝花兄弟が仕込んだ法則がないという。
 雨森花蓮からコピアの情報を得る。モロッコからの隕石の密輸入(推理劇3),西園寺響(事件簿3),国際流行委員会を操作してグレーをブームにしようとした(推理劇1),未発表原稿を利用し,ブックメーカーから巨額の配当をだまし取ろうとした(推理劇2)ことなどから,コピアは莉子を恨んでいる。コピアは,復讐として、友人や家族との関係を絶たせ,孤独に滅ぶ道を選ばせようとしている。雨森花蓮は,コピアに対抗する手段はただ一つ。向こうがなにか仕掛けてきたら反撃に転じ,取り押さえる。しっかり物証を押さえて警察に引き渡すことだという。
 浅倉綺奈のエピソード。辻浦美咲という女性添乗員のツアーから人が一人消えたという。綺奈は,美咲がツアーを中止にしないように,二役をしていたことを見抜く。美咲は,3倍の料金を受け取っていたから,ツアーを中止にしたくなかったという。
 綺奈と婚約者である官僚の壱条那沖は上野動物園に行く。那沖は,美咲のツアーに参加し,石橋という元警官から夜の動物園に忍び込むというもぐりのツアコンの情報を得ていた。那沖と綺奈は猛獣泥棒を見付ける。
 莉子,小笠原,花蓮,綺奈,那沖は沖縄に向かう。莉子と小笠原の仲が進展。下の名前で,呼び合うようになる。
 波照間島に到着。莉子は,自信を失う。莉子はコピアに出会う。ヘリコプターが来て,ライオンの檻が届く。ライオンが波照間島に放たれた。
 莉子はコピアの復讐について考える。単にライオンを波照間島に放つだけではないはず。ライオンは,アフリカライオンだが,インドライオンに偽造され,既に闇マーケットに流されていると推理。更に波照間島で幻の名酒,泡波を盗もうとしていると考えた。波照間島でコピアを見付ける。コピアの狙いは,莉子を挫折させ,精神的に立ち直れなくすることだった。莉子達は,コピアの計画を見抜き,コピアは逮捕される。
 小笠原は週刊角川編集部八重山オフィス勤務,デスクに異動。莉子は水道橋の万能鑑定士Qの店を閉め,波照間島に帰る。莉子と小笠原は波照間島での生活を始める。 

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2017年12月09日

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推理劇第4弾。このシリーズはこれで終わり。次は短編かあ。
順番に読んでいて、若干マンネリ感が。。短編を読むのに少し時間を空けよう。。
ラスボス?コピアがあっさり捕まって、逆に「え?」となる笑。

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2016年11月14日

Posted by ブクログ

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これを飛ばして次巻を読んだため、敵役の立ち位置がわからなかったが、本作を読んでよくわかった。散々、引っ張った割にしょぼい敵役だったので、次巻で巻き返しのために別人を登場させたようだ。

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2014年05月30日

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オールキャスト登場。それぞれらしいからみあいが楽しいです。
結局二人の関係があまり進展しないことにちょっとまどろっこしさを感じました。

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2013年12月23日

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推理劇シリーズになってから4作目。
今までの登場人物が勢揃い、という感じで豪華!と思って読んでいたのですが、
コピアとの対決があっけなく、しかもシリーズ完結な感じです。
今までの中で一番つまらなかったです。

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2013年10月14日

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