【感想・ネタバレ】ひとりで生きて99歳のレビュー

三條三輪

一度味わったら、クセになる暮らし方。
本能のまま生きてこそ人生、毎日が青春！

・規則正しい生活なんて、したことない
・好きなものしか食べない
・“ときめく心”が生きる原動力
・“自由気まま”ほど贅沢なことはない。


著者は現在99歳。98歳までは住んでいる五反田の耳鼻科の院長として毎日患者を診ていたが、コロナ感染症の流行で一時的に患者が減ってしまったことが原因で閉院することに。
元気で長生きというと、毎日規則正しい生活をし、ヘルシーなものを食べているとイメージするかもしれないが、著者はそんな常識を見事にくつがえす。「規則正しい生活なんてしたことない」「好き放題に暮らしながらの“おいしい生活”」「ストレスは『ええい、このやろう！』で発散する」など、本能のままに生きて毎日を謳歌。読むだけでひとり暮らしの楽しみ方がわかって孤独が消え、長寿にもなれる稀有な一冊。

[ブクログ · ★★★☆☆]

女であることで生きづらさを抱えた若き日々。医師として自立し社会の荒波を越えた。大好きな演劇に心癒されストレスを笑顔に変える術を知る。好きなものを好きなように食べ、規則に縛られぬ生活を貫いた。99歳の今もその生き様は自由そのもの。誰もが憧れる「自分らしさ」を生きる姿に人生の豊かさを思う。

[ブクログ · ★★★☆☆]

健康寿命には興味があるので今回の三條さんのように高齢でご活躍されている方の本をよく読んでいるのだが、ほぼ全てに共通しているのは肉が好きなこと、割と不規則な生活をしていること。
自分は肉は毎日は食べないけど食べたいときは制限せず食べようと思う。
不規則な生活は、不規則と言うよりそれがその人に合った生活ペースと言った方がいいかな。
世間一般の常識的な日常にはとらわれないこと。