あらすじ
稲盛和夫氏、野村克也氏、栗山英樹氏……ブレないリーダーたちはなぜ『易経』を愛読するのか? それは三千年の時を経て語り継がれる『易経』を通して、自分のブレない軸が見えてくるから。『易経』の教えから自問自答し、「(答えの出ない)悩みや迷い」を「(答えの出る)考え」に変えれば、悩みや迷いはゼロになる。「変化の書」である『易経』のエッセンスを分かりやすくかみ砕き、「いかに生きるか」の問いに答えてくれる1冊。
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Posted by ブクログ
当たるも八卦、当たらぬも八卦の六十四卦の行動指針、心構えを説明した入門的一冊です。
占いの結果からではなく自分の状況、状態によってどの卦に当たりどのように行動したらよいかがわかりやすく説明されています。
歴史好きな自分は易経の元となる神話の帝王伏儀伝説が気になりましたが・・・。
Posted by ブクログ
初めて易経を手にする人でも、その内容を分かりやすく説明してくれている。
64の卦を一つ一つ噛み砕いて説明している。
それでもやっぱり難しい。
何度も読んでいくうち、少しは分かって来るのだろうか。
Posted by ブクログ
易経の内容を踏まえながら、筆者の経験から得られた教訓を書いている。筆者も本書の中で書いているが、あくまでこれは易経の大変ライトな入門書である。なので、これで易経の全てを理解できたと思うのは大間違いである。本書を契機に多くの人が易経に興味をもてるといいのではないだろうか。
Posted by ブクログ
古代の教えてである易経の解説
【内容メモ】
・とにかく易経は奥が深い(らしい)
・行き詰まったとき、順調な時、どんな時でもこうするのが良い、という古代から現代に通ずる教えがある。
・偉大な人は大概易経や古典に行き着く。
・元の漢字を書いてくれているが、最後まで意味が分からずじまい・・
【所感】
・たとえ話が多く、もう少し易経そのものについての解釈を知りたかった。
・栗山監督の本を読もうと思った。
Posted by ブクログ
表表紙の裏にこう書かれている。
「紀元前以来の先人たちと同じ失敗を繰り返すことがなくなるとともに、先人たちが獲得した成功パターンを再現できるようになります。」
修羅場で、自分の拠り所となるものを持っている人はやはり強いように思う。
1つの易に対して、末尾に1つの質問がある。挿入されているエピソードも興味深かった。
相手を思いやるという卦で P197の「騎士ガウェインの決断」も考えさせられた。
「出世」とは(給料があがり、称賛されることではなく)、世の中の役に立つことです。と書かれている。
全員が天使でないし、私も天使でないから、戒めとしたい。
また、P273にリュボミアスキー教授(それ誰やねん?て思うが)、「感謝の手紙を書くだけで、相手に渡さなくても幸福度はかなり高まる」そうだ。
「ありがとう」を一万回か千回か唱えたら、人生が変るとか誰かが言ってたような気がする。しかし、実感のともなわない「ありがとう」なんて記号と同じで無機質で気持ちが悪いよ。
この自己研鑽的な本て感想が書きにくい。
「今日の読書こそ真の学問である。」by 吉田松陰
いろんなジャンル読まないとね。いろんなことが知りたいし。