【感想・ネタバレ】再生医療の死角のレビュー

あらすじ

iPS細胞が発見され、国内では再生医療への注目度はいっそう高まった。しかし、iPS細胞が発見される前から、幹細胞による再生医療はおこなわれてきた。にもかかわらず、いまだにそれを必要とする患者に十分に届いていない現状がある。それは何故か。 本書では、幹細胞培養センターをつくり再生医療の普及に尽力してきた著者が、今後日本でもっと再生医療が発展・普及していくために変えていかなければならないことを、研究者・企業経営者・政治家・医師・患者に対して提言する。

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Posted by ブクログ

再生医療自体が何か、というところから、医師をはじめ、患者、政治行政、メディアなどがどうあるべきかの提言。また夢の医療として喧伝されるエキソソームの利用に関して、製造所の品質が担保されない問題や、そもそも根拠の不確実なままで実施されている現状への指摘。
状況理解のための入門書として。

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2025年10月22日

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