あらすじ
岐阜出身の著者がなぜか高知で全財産50万円を投じて一人で起業。
この14年で年商2億円まで成長させた!
地方での起業はブルーオーシャンだと証明した!
・「地方には仕事がない」はウソである
アンテナショップやUターン・Iターン関連のイベント、各都道府県のウェブサイトなど、自治体がいかに人集めにやっきになっているかを実態で確認しておきたい。
・僕やあなたのような「普通の人」にも起業はできる
斬新なビジネスや大きく成長するビジネスばかりが起業ではない。
大企業が手を出さないようなニッチな仕事、地味だけれど誰かがやらないと困る仕事などこそが「普通の人」にもできる起業のタネになる。
・まずは自分が食っていくことを意識してみる
起業にあたって高い志を持ってもいいが、とりあえずは「いくらあれば自分ひとり(あるいは自分と家族)は食っていけるか」を考えてみる。起業について考える上での精神的なハードルがぐっと下がるはず。
・移住先、起業する場所との出会いは縁と流れ
「どう見ても縁がなさそう」と感じたとしても、目に止まったなら何かの縁だ。すぐにはピンと来なくても長い時間をかけて縁が深まることもある。
・大事なのは強みよりも協力者
自分の身の丈にあった小さな規模で起業するからこそ周りにいる人たちの支えは決定的に重要。家族の理解を得ることや親しい友人に相談することなどを心がけよう。
・起業の場は「住みたい場所」優先で考える
下手にビジネスチャンスを探すよりも自分が住みたい場所を探して、そこでできる仕事を考えるほうがスムーズに行きやすい。旅をして「水が合う」土地を探すのがおすすめ。
・自治体の移住相談は「人とつながる」ことを強く意識する
相談に行く前に自分で簡単なリサーチをして、住みたい土地でつながりたい人の目星をつけておくこと。それだけで移住相談で得られる効果は何倍にもなる。
・「教えたがり」と仲よくする
たくさんいる「教えたがり」に積極的に話を聞く。これだけで地方での人間関係はうまくいくし有益な情報もタダで手に入る。
・競争、営業、電話対応、オフィス……当たり前を疑う
小さなビジネスでは、競争をしても値切られやすくなるだけのことが多い。営業、電話対応、常設のオフィスに至るまで、当たり前とされているものが本当に必要なのかを疑おう。
・地方は消滅しない
そして、チャンスはまだまだある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
地方は仕事が無いのではなく、人手がない。企業する人が求められている。
役所のおまけの仕事を狙う。
人口減少、高齢化、商店街の衰退、空き家の廃屋化、耕作放棄地、地方の方が先進国。
商店街が大型ショッピングモールの登場で衰退、飲食街として復活。
起業には協力者が必要=妻の同意、生活の確保。
地元の経営者と仲良くする。ユニコーン企業をつくるなら人と同じことしてはだめ、普通の起業は違う。
自分ひとりを食わすことはなんとでもなる。
今やっている仕事の延長線上の仕事を探す=今やっている仕事、ではない。
「自分の地元では」という話はしない。
地方では競争しない。他者と違う土俵で商売する。安値競争にしない。大都会とはスピード感勝ちがう。
上得意には注意。30%を超えたら危険。サラリーマンは100%が会社。
社員の人数によって、対面の重要性が変わる。50人を超えると重要性が増す。
プロフェッショナル人材事業を活用する。
自分ひとりだけなら無敵。
社長の仕事はブランディング=知名度を上げる、会社の仕事の枠を広げる。新規開拓だけではない。
2代目3代目の呪縛=衰退する仕事を捨てられない。
現場から手を離せたのは、できなむても褒める、ことから。
会社は大きくなってしまう問題=ひとりだけでやっていくのは意外と難しい。
現状維持は衰退と同じ=社員の成長=社会的責任を考えると成長が必要。