【感想・ネタバレ】映画になった恐怖の実話III 全50タイトルの知られざる元ネタを徹底解説のレビュー

あらすじ

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本書は、いわゆる“実録映画” の題材やモチーフになった、
実際の事件や事故の顛末をたどった1冊である。
劇中の描写と史実はどこが違うのか。映画では語られない犯行の詳細、
本当の動機、事件関係者の過去とその後。
真相を知ればわかるに違いない。
事実は映画より何倍も恐ろしいことを。
全50タイトルの元ネタを解説した
「映画になった実話」シリーズ第7弾!


■目次

●巻頭グラビア
・「羊たちの沈黙」
ハンニバル・レクターのモデルになったサラザール博士とは?

・「グッド・ナース」
戦慄のヘルスケア・シリアルキラー、チャールズ・カレン事件

・「ニトラム/NITRAM」
劇中では描かれない、豪ポートアーサー無差別銃乱射事件の悪夢

・「NOPE/ノープ」
人気チンパンジー、トラビス事件、他

●第1章 衝撃
・「ヒート」
連続強盗犯N・マッコーリーと、シカゴ市警捜査官C・アダムソンの攻防

・「少年」
10歳の息子を実行役に全国で荒稼ぎした『当たり屋一家』事件

・「ルーシー・イン・ザ・スカイ」
NASA女性宇宙飛行士、リサ・ノワック事件

・「ミセス・ハリスの犯罪」
名門校の校長ハリスが恋人の心臓専門医を射殺した本当の理由、他

●第2章 悪夢
・「パニック・イン・テキサスタワー」
テキサスタワー乱射事件、恐怖の99分間

・「ヒトラーのための虐殺会議」
ヴァンゼー会議でユダヤ人絶滅を決定したナチス高官15人の末路

・「ウルフクリーク 猟奇殺人谷」
豪ベラングロ州立公園、バックパッカー7人連続殺害事件

・「私、オルガ・ヘプナロヴァー」
チェコスロバキア・プラハ暴走トラック無差別殺傷事件、他

●第3章 震撼
・「地獄の貴婦人」
ジョルジュ・サレとシュミット姉妹の硫酸風呂殺人事件

・「サマー・ヴェンデッタ」
フィンランド最大の未解決ミステリー、ボドム湖殺人事件

・「ミルク」
ゲイ社会のヒーロー、ハーヴェイ・ミルク暗殺事件の本当の動機

●第4章 アンビリバボー
・「キング・オブ・シーヴズ」
英ロンドン宝飾店街、ハットンガーデン貸金庫強奪事件

・「善惡の刃」
韓国・益山市薬村タクシー運転手殺人事件、驚愕の顛末
ほか

●第5章 闇
・「エイトメン・アウト」
MLB史上最悪の八百長スキャンダル、ブラックソックス事件

・「日本で一番悪い奴ら」
北海道警察の違法捜査が明るみになった『稲葉事件』の衝撃、他
ほか

■著者 鉄人ノンフィクション編集部

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Posted by ブクログ

映画になった恐怖の実話第三弾。表紙はハンニバル・レクターです。

「クロールスペース」のモデルとなった殺人ホテル。これを元に『ゴールデンカムイ』の家永のホテルは描かれたのか。あのホテル、ドリフの舞台コントみたいな描写が多くて、そっちだと思っていたけど、こちらも参考にしたんでしょうね、おそらく。まあ、多くの囚人のモデルにも実在の事件は使われているので、いろんなところからアイデアを拝借しているのでしょう。思わぬところで理解できました。こういうつながりが読書から得られるのは、とにかく楽しい。

「プロフェシー」のモスマン。メガテンにも悪魔として登場するUMAモスマン。デザインからなぜかマスコット的な可愛さで人気を博しているモスマンですが、自分はヤツは許さない。あの見た目に反して、凶悪な強さでした。何度も坑道でパトりましたよ。こっちのスキルや仲魔編成によるのは分かっているのですが、苦渋を舐めた思い出が蘇ります。会話も失敗するし、すぐにキレるし。コッロースじゃないんだよ。
鳥山明のスライムと金子一馬のモスマン。愛くるしさで勘違いされてるモンスターの2TOPではないでしょうか。

「キング・オブ・シーブス」は単純にエンタメとして面白そうだとも思いました。紹介されている映画は見てないので、どんな内容なのかはわかりませんが、やんちゃなおじいちゃんたちが繰り広げる大冒険みたいな義賊として作ってくれればいいのにな、と。多分違うんでしょうけどね内容。

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2025年03月23日

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