あらすじ
東京町田の九頭神虎男、竜男兄弟を中心に結成された「萬侍帝国」は全国に22の支部を持つ最強軍団だ。その中でも虎男の弟・竜男は「日本不良界最強の男」と呼ばれるほどの暴れん坊だ。そんな竜男に目をつけた男がいた。新四天王の4人に恨みを持つ甲斐の残党の赤沢である。赤沢に金で頼まれた竜男は、ウワサどおりの強さで武田好誠、キングジョー、そしてゼットンをも血祭りにあげていった。その話を聞いた坊屋春道の中に打倒九頭神竜男への炎が燃え始めた……!?
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Posted by ブクログ
初めの方はみんなリーゼントでよくわからなかったが、進路が決まってくると個性が出てきて、見分けがつくようになる。その意味でも「若者」の物語なのだろう。若さの力とは未だ未規定であること以外ではない。だから時間が経てばなくなるものだ。その意味で春道よりもリンダマンや板東の方がおれは好きだ。かれらは若さを持て余していた。持て余していた「若者」としての力を気づかせてくれたのが春道だったのである。強い奴がどんどん出てくる形ではなく、卒業という終わりがあるんだよということを誠実に描いた作品で作家の良心を見た感じがする。
Posted by ブクログ
超不良校・鈴蘭男子高校(通称カラスの学校)に転校してきた主人公「坊屋春道」を中心に、様々な強敵と喧嘩を重ね、友情や絆を育んでいく物語が最高!!!間違いなし!!