【感想・ネタバレ】怪猫絵巻 浮世絵から映画まで猫づくしのレビュー

あらすじ

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妖怪となった狸・狐・狼・猫などには、説話や伝承が数多く伝えられてきました。とりわけ猫は物語が豊富で、化け物伝承が最も多い動物です。化け猫には血生臭い話も多くありますが、どんなに凄惨な話でもけっして恐いだけではありません。それは我々が猫を異界に通じる気高い動物として古くから崇めてきたためとも言えます。
本書はそんな怪猫(かいびょう)ビジュアルを通して、猫というミステリアスな動物をより身近に感じられる怪猫づくしの本です。内容は猫好きの読者には見逃せない怪猫曼陀羅(かいびょうまんだら)的な展開となっています。人気の高い江戸時代の浮世絵をメインに、明治の玩具絵・草双紙・化け猫映画・化け猫漫画などとの幅広いジャンルからさまざまなビジュアルを集めた一冊です。

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Posted by ブクログ

江戸期を中心に急激に増えた化け猫たちにフォーカスした図録。猫好き、妖怪好きであれば特におすすめの本です。きっと絵師も猫が好きなのだろう、一つ一つの仕草がとてもかわいらしい。

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2024年10月12日

Posted by ブクログ

猫は15歳まで生きると、猫又になり、しゃべれるようになる・・・・らしい。
著者の飼い猫は24歳まで長生きしたとの事、まさに妖怪級!

「何かほんわかした距離感」である猫たち。

十二支にも選ばれず、妖怪や化け猫にされた猫の歴史。
江戸時代の絵巻や、楳図かずお、水木しげるの漫画や、
たくさんの猫たちが描かれている。

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2025年11月02日

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