【感想・ネタバレ】全脳思考 結果と行動を生み出す1枚のチャートのレビュー

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Posted by ブクログ 2020年01月05日

今まで仕事を離れた環境(海外旅行中など)に良質なアイデアが出ることが何度もあり、その理由を深く考える事もありませんでしたが、この本を読んだ事で全てが繋がりました。

全脳思考を実践する事で、煮詰まった時に意図的に突破口につながるアイデアを見出す確率が高まると感じます。

また、著者の経験や具体的な事...続きを読む例とともに実践方法が分かりやすくまとめられ、とても読み応えのある一冊でした。

定期的に読み返したい内容です。

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Posted by ブクログ 2019年02月17日

どうしてだろう,この本を読み進めて行くにつれて,ビジネス書なのにもかかわらず,心が熱くなっていく。この本自体がこの本のメッセージなんだと気づいた。カリスママーケターである著者の思考方法を知りたい方はもちろん,心で感じたい方にもおすすめ。

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

今年になって何冊かビジネス書を読んだけど、今のところこれが最高!
っていうか、何冊かビジネス書を読んでからこれを読んだのでより心に響いたのかもしれない。読むに時ありって感じかな。

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Posted by ブクログ 2017年12月24日

レゾナンスリーディング考案者の渡邊康弘さんのメンターである神田昌典さんが書いた本。渡邊さんの本でも紹介されていた本書とその内容の一部。とてもためになることばかりでびっくりした。(小並感)
会社のマニュアルにもあったペルソナを思い出しながら読む部分もあり、今やってることやろうとしてることに直結する話ば...続きを読むかりで感動した。
本書の中でCPSを試してみたらあはっとなって面白かった。これからどんどん実践してみたい。
400ページを越えるなかなか重い本だが、その内容はどれも自分にとってプラスになったと思う。
そして、間違いなく読み返すであろう一冊。

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Posted by ブクログ 2015年05月15日

総ページ数450にもおよぶ大著だ。
著書の経験と幅広い知識に基づいて、新規企画やアイデアを構築するためのノウハウを体得することができる。
ロジックだけに頼らない、感性的な方法論の提示は驚きと発見の連続だった。ビジネスに重点がおかれているが、クリエイティブな活動ならどんなものにでも応用できるだろう。

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Posted by ブクログ 2013年09月10日

*****
人の思考を「快」から始めることの意味、効力、楽しさ。そういう感覚を「思い出した」、というのが正直な感覚。
自分で自分を楽しくできるストーリーを描けてこそ、自分を含めた人は動くことが出来る。この感覚は忘れずにいたい。
*****

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Posted by ブクログ 2013年03月29日

カリスマ経営コンサルタント神田昌典氏の思考テクニックの解説本。特に第4章の全脳思考モデルは参考になりました。『想定するターゲットをF1層、M1層などいったカテゴリーではなく、特定の個人をイメージする』など、すぐに活用できそうな思考法が満載です。

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Posted by ブクログ 2013年02月06日

分析をするのではなく、新しいアイディアを出すのに良い本。でも、これやるの大変。ちょっと分厚いので実例を理解するのと、どうやって実践するのかをわけて考えながら読まないと、紹介しているようにはできない。

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Posted by ブクログ 2012年10月17日

何かやりたいと思ったとき、
誰か具体的な人を思い浮かべて
その人が5年後、10年後120%笑顔で
過ごせるようになるために今出来ることをする。

それはとてもシンプルで当たり前のことなのだけど
いつも忘れがち。

これを読んでリリィをやる意味を再発見した。

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Posted by ブクログ 2012年08月23日

全脳思考のチャートを用いて一枚の紙だけで大きな問題を解決するというトンデモ本。

実際チャートを描いてみるとその凄さがわかる。

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Posted by ブクログ 2012年05月30日

U理論を消化できていない自分にとって
とてもわかりやすくて、実践的な解釈は素晴らしかった。

それ以外にもプレゼンの組立、チャート図の使い方、いわゆる分析思考、論理思考の盲点がわかりやすくまとめられていて、読み応えがありすぎる(^^;;

どれだけ実践できるか試して、吸収していくべき一冊。

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Posted by ブクログ 2012年02月14日

知識創造時代を見据えた革新的な一冊。
すべての発想の原点は「誰に」「どんなhappyを」「どのように」感じさせたいか ?

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Posted by ブクログ 2012年01月13日

今の私にはとても必要だった、
神田さんの秘密のCDを聞いていて
全脳思考がダイレクトに響く、
そして読むことに、
全ての人は成長のためにある。
イメージがたいせつかな感謝。

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Posted by ブクログ 2019年05月04日

モノを売るのに、

マーケディング→販売戦略立案

では、もう遅い!


自分が、どう感じて、どんなアイデアを出すのか。

私たちは、今、見えない世界。みえない相手に
見えないモノ(サービス)を売ることで利益を
得ることが大半だ。

売れるための「ものがたり」の作り方。

だれかをハッピーにするため...続きを読むには?

知識社会を生きていくためのアドバイスが
ていねいに書かれている。

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

・知的蟹工船の時代
・情報社会から知識社会への急送な転換
・情報社会とは情報を収集整理することが付加価値となる社会
・知識社会とは収集整理された情報から生み出された,気づきやアイデアを実際に行動に移すことが付加価値となる社会
・物語に取り込まれると勝手に動き出す.

この手の書籍は,自分が抱えている...続きを読む課題を念頭に置いて読み進めた方が良い.

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Posted by ブクログ 2017年09月30日

内容はもう少し簡潔に凝縮できる気はしたが(薄い内容で水増しされている印象)、紹介されている思考法は、いわゆる一般的なロジカル・シンキングを補完するものとして、参考になるものだった。特にアイデアを生み出す段階の思考法として、全脳思考やCPSは、結構使えるのではないかと感じた。

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Posted by ブクログ 2015年12月03日

理性と感性の双方を満たす思考プロセスを「行動シナリオ」までに落とし込む’本

チャートを1枚活用する。

知的蟹工船時代。

クッシュボール p41 事業提案

NHKのグーグル革命の衝撃という取材でブルースクレイ氏はこう語る。「理想的には検索トップで5位、確実なラインで言えば、トップ10位、15位...続きを読む以下ではあなたは存在していないのと同じ」


発想→行動→結果

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Posted by ブクログ 2015年11月23日

【内容】
今の仕事に求められているのはだた論理的なだけでは足りない。
それを超えた、結果と行動につながる企画とか提案が必要である。
結果と行動につながる、クオリティの高い思考をするツールとして1枚のチャートを使うのが全脳思考モデルである。
事実をベースにして論理的に考えるだけでは、なかなか行動に結び...続きを読むつかない。
論理だけでは足りない、そこに物語を加えることで、行動につながる企画や提案が生み出せる。
全脳思考モデルのチャートは、
縦軸に+、ー、横軸に時間、現在→中間→未来の6つマスのマトリクス。
以下のような順番で描いていく。
1 未来(エンディング)を描く、誰がどうなっていて、どんなことを言っているかを描く
2 現在を描く、未来と同じく、誰がどうなっていて、どんなことをいっているかを描く
3 クライマックス(なるほど!!)を描く、未来(エンディング)を作りだすためにはどうすればいいか。
  ※クライマックスは未来から考えること、現在から考えるとつまらないものしが出てこない
4 中間の「へえ」→「ほお」→クライマックスの流れを考える
5 オープニングを考える(クライマックスに対応した、相手に興味を持ってもらうメッセージ)

物語を支えるものとして、論理も必要である。ロジカルシンキングの基本はマトリクス。
以下の手順でマトリクス化するとよい。
1 全体を表す(頭の中をとにかくアウトプットする)
2 仲間を見つける(アウトプットなかで仲間を見つける)
3 横に仕切りで分けてみる。
4 縦にも仕切りで分けてみる。(これでマトリックスになる)
5 もう一度適切な仕切り方法がないか考えて仕切り直してみる。

また、スピーチで使える構造は
・オープニング(つかみ)
・テーマ(私が今日話すのは???)
・プレミス(私の意見は???)
・バックグランド(私がこのように考えるのは???)
・プルーフ1~3(論点が3つあり、一つ目は???、二つ目は???、三つ目は???)
・コンクルージョン(結論として???)

発送を広げる方法としてCPSというものがある、これは、質問に対して絵(イメージ)で答える。
これにより意識の壁とか、制限を取り払って自由な発想がでてくる。
【得たもの?やってみること】
全脳思考モデルのチャートは試してみる価値あり。
また、ロジカルシンキングの仕切りも手順が簡単で取り入れやすい。
【感想】
流し読みしただけだが、なかなか実際の仕事から出たエッセンスが入っているように思えた。
但し、ちょっといろいろ書き過ぎではないか、本が厚すぎる。読む前に挫折しそう。
論理に物語を追加する考え方はマインドマップ問題解決にも書かれていた。全脳思考モデルの方が単純化されていて、取り入れやすそう。
エッセンスはどちらも一緒だと感じた。
また、ロジカルシンキングの仕切りの手順で、最後に仕切りを見直すという所は、目から鱗が落ちた。
最初から完成したものを目指していて、一歩も動けなかった自分を感じた。
一度、とりあえずで分けてみて、そこから見直す手順はすぐにでも実践してみたい。

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Posted by ブクログ 2013年06月18日

企画ぼんやりと考えていることを形にしたい時などに有効。右脳派、物語入りの共感が人の心をつかむことが本質的に理解していた私には他の企画本より納得感があった。企画の際、再読したい。

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Posted by ブクログ 2012年11月23日

神田昌典です。
本書はアイデア発想の方法をいろいろと紹介しています。
結局MBAで習うようなフレームワークは、既にある事業やアイデアを評価するためのものであって、革新的な何かを生み出すためのものではありません。
本書が担おうとしているのは、MBAに欠けている創造の部分です。

アイデア発想にフレーム...続きを読むワークを使ったら同じようなアイデアしか出てこないんじゃないか、と思われるかもしれません。
その通りだと僕は思います。
でも本書には意味があります。
豊富なアイデアを出したいときは、たくさんのフレームワークを使えば、フレームワークの数だけ多種多様なアイデアを揃えることができるためです。
僕は学生のころから今に至るまで、アイデアを出すことが求められる立場にいますが、本書から学んだことは今後間違いなく活用できます。

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Posted by ブクログ 2012年11月23日

筆者が分析した現在の企業問題として、「10年前と比較して、今のビジネス上の課題は急速に変化している。」、「事業推進者たちは、今まったく異質なビジネスを始めようとしている。」とのコメントは、自分の勤める会社にも当てはまると感じた。そして、従来あったマーケティング手法が通用しなくなってきていることにも同...続きを読む感した。イメージ先行で、解決策を導きだす新しい手法が全脳思考のようである。ロジカルな収束点ではなく、直感的なイメージ力から解決策の糸口を導きだす手法に興味をもった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年04月08日

日経ビジネスのおすすめ本ってことで購入。結構前に買ったんだけど、分厚くてここまで置きっぱなしでした。
著者の神田昌典氏は上智⇒外務省⇒MBA⇒⇒コンサル。結構本だしてるようですが、初体験。
感想。難しい。話が長いし。でもエッセンスはすごく濃いい。だから読み飛ばして言ったけど、450p超だし。。疲れる...続きを読む。結局全脳思考とはなんなのか。個別具体的なイメージを想像し掘り下げ、そこから思考を展開する。そんなもん?でもなんとなくそんな経験あるなあというか、なんか自分の中の暗黙知を方法論として具現化してくれる、気持ちのいい瞬間もあり。
備忘録。
だめだ・・全然整理できない。どこかでもう一度ふれたい。
・全脳思考モデル(クイックVer)⇒未来のHAPPY120%を想像⇒現在を確認⇒その過程を考える。
・行き詰まりを突破するCPS⇒質問を書く⇒答えを先に考える⇒そのあと質問を確認する⇒答えである理由を考える。

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Posted by ブクログ 2021年11月22日

目的:フォトリーディングを学習中。潜在意識を使うというコンセプトは同じぽいので、参考になるか。

より高いレベルの知的想像を求められる時代には従来のロジックだけの思考のフレームワークは通用しない。論理に加えて、感情に訴えかけるストーリーを持ったフレームワークを紹介している。

現実は直線ではなく曲線...続きを読むで作られる。あるべき姿に向かって現場から進むときこれまでは直線で考えがち。しかし現実では停滞やトラブルなどが起こり、道から外れては修正した手直しといった曲線で向かうことになる。

情報の整理。二軸のマトリックスで情報を整理する。

事業のライフサイクルのどの位置にいるかによって、求められる人材は異なる。桃太郎(起業家)犬(実務家)猿(管理者)キジ(統合者)の例え
→自分は猿タイプ?となると、事業が軌道の乗り出してから、規模拡大して商店から企業に成長するときに活躍できる。

CPS(Creative Problem Solution) 潜在意識を利用したブレーンストーミング
質問を6つ以上用意し髪を一つずつ変えて折りたたむ
折り畳んだ紙を封筒に入れよく混ぜたから一つを取り出す
リラックスした状態の中で目を閉じ3つのイメージを思い浮かべる
三つのイメージの共通点を見つける
質問を書いた紙を開いてみる
答えとして提示されたイメージを言語に翻訳する
→一度やってみよう

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Posted by ブクログ 2017年07月19日

「自己投影型消費」に関係する市場が大きくなった現代では、「物語」を提示する能力が求められると著者は考えています。

本書で提唱されている「全脳思考モデル」は、一枚のチャートで物語を思い描くためのツールですが、同時にそれを用いてアイディアを生み出し一つの企画へと育てていくまでのプロセスもまた一つの「物...続きを読む語」として描かれるというところに、このモデルの特徴があるように思います。それは、働くことと消費することの区別がなくなりつつある現代の動向にうまくマッチしているようにも思うのですが、残念なことに本書ではそこまで踏み込んだ考察は展開されていないように思います。

後半は、イメージの力を活用するCPS(Creative Problem Solving Method)を取り入れることで、全脳思考モデルをよりいっそう活用するための方法が説明されていますが、ユング心理学のアクティヴ・イマジネーションを思わせるようなところがあり、若干「カルト資本主義」的な匂いを感じます。もっとも著者自身は、CPSの効果を潜在意識によって説明するのではなく、偶有性を積極的に活用するための手法だと述べており、スピリチュアル的な偏りはないのですが、こういう方法もあるのか、程度に受け止めておいた方が無難なような気がします。

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Posted by ブクログ 2014年04月12日

自分の事業を進める上で、アイデアがほしかったのだが、全脳思考モデルを使えば、成功する事業の進め方が見出せるように思いました。
ぜひ試してみたいです。

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Posted by ブクログ 2014年01月19日

いや〜、分厚くて大変だったけど。なんとか読み終わった。経営戦略に使われるフレームワークが、実行する現場では役に立ちづらいというのに共感しつつ、学んでいる自分としては痛いとこ突かれた。ハイコンセプトの内容をより実践的なツールや考え方まで落とし込んでいる。少しずつ試していきたい。

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Posted by ブクログ 2012年05月04日

最近の神田氏はとても忙しい様子で、本を出版されるのも年に1度程度なのでしょうか、それとも私の目が届いていなかったのかも知れませんが、久しぶりに彼の本を読みました。本が出版される頻度は減っても、出版された本は大部(ページの多い)のものが増えてきたようです。

今回はコンサルタントである神田氏が行動を...続きを読む生み出すチャートの解説を丁寧にされていますが、ビジネスマンにとって役に立つツールだったと感じました。本の中でも彼が強調していましたが、外見や表面を真似るのではなく、それを生み出した考え方を理解して、自分でも使っていこうと思いました。特に2軸で整理する時のアドバイス(お互い相関関係のないものを選ぶ:p300)は、目から鱗でした。

また、リーダがチームを引っ張っていくときの心構えとして、p342に書かれている内容は参考になりました。

以下はためになったポイントです。

・情報社会とは、情報を収集・整理することが付加価値となる社会、それに対して現在の知識社会は、収集・整理された情報から生み出された新しい気づき、アイデアを実際に、行動に移すことが付加価値となる社会である、この移行は社会改革でなく、社会の進化である(p28、32)

・事業というゲームで勝つには、1)ルール(顧客要求)を深く理解したうえで、2)ライバルの弱い市場を見つけ、3)自分の強みを最大限に活かす、である(p44)

・戦略立案フレームワークが開発されたのは、目的は戦略策定のためであるが、大前提として、商品を製造しさえすれば旺盛な需要が存在することである(p48)

・知識社会では、市場を奪うための「競合戦略」よりも、市場自体を作り出す「需要創造戦略」、またライバルから市場シェアを奪うことよりも、「顧客マインドシェア」を確保することが重要になる(p50)

・指名検索を促して、行動に向かうまでの3つのカギは、1)問いとしてのネーミング、2)物語の扉を開けるタグライン(商品のエネルギーを凝縮した言葉の缶詰)、3)答えとしてのストーリー、である(p102、108)

・事業を通して、自分が喜ばせたいと思う、特定の人を思い浮かべると良い(p160)

・1枚の写真は100語に勝る、しかし頭の中で作られた一つのイメージは、100枚の写真に勝る(p182)

・ビジネスを推進するには、分析及び物語の両者を取り入れた方法が最も効果的(p201)

・人間の脳には3種類あって役割が異なる、1)爬虫類脳:生きていくための脳で、心拍・体温・血圧といった生命維持機能、2)哺乳類脳:感じるための脳で、本能的情動、快不快の判断、3)人間脳:考えるための脳で、創造的思考力等(p216)

・人間脳がやるべきことを命令すると、哺乳類脳がそれを「好き嫌い」で判断、好きとなると爬虫類脳は本能的な欲求によって、行動に向けて猛烈にドライブをかける(p219)

・脳は成功を明確にイメージすると、その実現に向かって24時間、絶え間なく脳を働かせる、脳は価値判断ができないので、ゴールがポジティブか否かを問わずに働いてしまう(p258)

・名将は、未来に勝利することから逆算して現在の事象の意味を自分に問う、凡人は現在の事象の成否を延長して未来を調整してしまう、目標実現までの変化を「成功失敗」でなく、ひとつのデータとして改善策を見出す全脳思考がポイント(p262)

・2軸を設定する時に上手く行かないのは、縦軸と横軸とで相関関係のあるものを選んだため(p300)

・スピーチ原稿、プレゼン資料を作る場合、まず全体像(オープニング:爬虫類脳、テーマ+前提:哺乳類脳、背景+論拠+結論:人間脳)を把握して、わかるところから埋めていく、すると脳は全力を挙げて、見えていない部分を補おうとする(p307)

・考え始めるのは、前提(プレミス)から、最も伝えたい意見を特定させるところから始めると、スピーチの最終着地点が決まるので、そこに至る道筋もつけやすい(p323)

・女性は悩みを打ち明けた時、解決策ではなく、共感を求めていた(p325)

・導入期には、起業家(桃太郎)が活躍、成長期前半には、実務家(イヌ)が活躍し起業家がサポート、後半には管理者(サル)が活躍し、実務家がサポート、成熟期には統合者(キジ)が活躍し、管理者がサポートする(p337)

・すべての批判やネガティブな出来事は、質問に変えることにより、プロジェクトを推進するための貴重なヒントになったり、プロジェクトの定義を再構築するきっかけを与えてくれたりする(p342)

・本質的な答えは、実は、言葉の中にあるのではなく、言葉にならないモヤモヤしているもの、すなわちイメージの中にある(p359)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月25日

多岐にわたる内容で、今まで持っている知識レベルによって評価がわかれる印象。ロジカルな思考法(MECEとか)からブレスト的な発想法やその深層心理に至るまで網羅的に書いてある。

全脳思考とはロジカル思考というよりブレインストーミングの神田版なのかなっていうのが正直な感想。ならばその部分に集中してロジカ...続きを読むルな理論の部分は省いても良かったのではと思った。

全脳思考は沈黙が続く会議では有効かもしれないが、これを上司、部下と実践するのには勇気がいる。私にはそこがハードルに感じた。同期みたいに気がねなく話せる関係、あるいはまったく知らない人同士だとやりやすいかも。

なるほどなと思ったのは、「作用反作用と同じで、何かを変えようと思うとその反作用でネガティブな反発は必ず来る。大事なのはあらかじめその事を理解して、備えて、いちいち一喜一憂せずGoalに向かって取り組む事だと」いう点。

私は学生時代にもある事を変えようとしたら猛反発をOBから食らって結局頓挫してしまった経験がある。当時はふざけんなと思ってイライラしていたが、今なら、うまくいく事も行かない事も成功するための一つの情報として活かそうと次に活かせる。
まとめると、まずはとにかくやってみて次に活かし、「最後は成功する」事を意識しようと言った本だと解釈しました。

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Posted by ブクログ 2012年02月03日

感情と論理の両立。成功した未来から逆算して組み立てるというのはいい。

2かける2のマトリックスをmeceで
未来に勝利することから逆算して現在の事象の意味を自分に問う。
昔より高度な仕事なのに面白くなくなっているという驚き。知識社会の行きすぎか
爬虫類脳は生きていくため
哺乳類脳は感じるため
人間...続きを読む脳は考えるため
仮説を求め、行動を促し、理想の未来を選択する
イメージ思考で拡散し、ロジカル思考で収束する

スピーチについて
オープニング
テーマ
プレミス(前提)
バックグラウンド
プルーフ(論拠)三つ
コンクルージョン

チームダイナミクスについて
桃太郎は起業家
犬は実務家
サルは管理者
キジは統合者

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Posted by ブクログ 2012年07月01日

神田さんの書籍。結構分厚いため、通勤カバンにいれて持ち運ぶのが難しく、家で読むことになってしまうため、せっかく買ったのに着手が遅れてます。。。とっても面白そうなので、意を決してかばんに投入するかな。。。

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