【感想・ネタバレ】スクラップド・プリンセス6 つかの間の歌劇曲のレビュー

榊一郎 / 安曇雪伸

「だらああああああああっ、やってられるかあ、こんなもんっ!」いつになくテンションの上がりまくったシャノンの声が、ベクタの街に響く。「なんでこんな苦労をせにゃならんのだ」魔物に襲われた巡回劇団を助けるだけのはずが、何故か舞台に上がるはめになってしまったパシフィカとシャノン。夫婦漫才なら地でいけても、シリアスドラマはちと荷が重い。慣れない演技で困っているところへ、何と今度は刺客まで!?公演まであと一週間。こうなりゃヤケだ。地獄の稽古に耐え抜いて見事、舞台を成功させてみせるぜ!?榊一郎のハートフルファンタジー第六弾。

[ブクログ · ★★★★☆]

重たいテーマの中で進むシリーズの、閑話休題的なお笑い話。
けど、最後がホロリとすると感じたのは、タクだけだろうか？

[ブクログ · ★★★☆☆]

旅の途中で出会った巡回劇団の手助けで、何故か舞台に上がることになった御一行。公演まであと一週間、彼女らは無事に舞台に立つことができるのか…。あのキャラも再登場、ドタバタが止まらない幕間劇のような第6巻。

[ブクログ · ★★★☆☆]

しかしこの作品コンスタントに面白くてホントいいなぁ。
さて、卒業旅行中に読んだ本part-1。
旅先で劇団の手伝いをする事になったパシフィカご一行。
孤独とともに時を過ごすことを余儀なくされた彼らが、久しぶりに過ごす集団での生活。
こういうのも、いいもんだな。ってシャノンの一言が泣かせる・・・。
劇のような結末は、美しくて切なくて激しく御免です。
本編はスカッとする結末がいいな・・・