あらすじ
難攻不落の古典を「実用書」として読み直す。
誰もが一度は理解してみたいと思いながら、膨大な量と難解さで手も足も出ない儒教の古典「四書五経」。入門したくとも、世にある解説書もまた難しい。その四書五経を「実用の書」として読んでみると、驚くほど腑に落ちる。今の生き方に何となく違和感がある、でも何をどう変えればいいのか分からない……。その答えが四書五経の中にある。キーワードは、自分の心を書き換えるための「思」「学」「礼」。価値観を新たにしていくための9つの「思」とは? 孔子の説く、心の持ちようを変える「学び」の方法とは? 心の変化で大きな物事を動かせるようになる「礼」とは? 古典漢籍の道を究めた著者による、儒教を使いこなすための見取り図。
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Posted by ブクログ
初心者向けに、やさしい言葉で分かりやすく書かれていてよかった。また、日々、こうすると実践しやすいなども書かれているのがよかった。儒教のイメージが少し変わった。
Posted by ブクログ
何だか、今の精神状態に物凄く響いた。先だって読んだ、そのものズバリ、孔子漫画の影響もあるのかも。不惑をとうに過ぎたというのに、今更惑っている場合じゃないんだけど、いちいち身につまされる内容だった。分人にせよ、エンパシーにせよ、基本はここにあったんだ!という。儒学や論語に、もっと踏み込んでいかないといかんかな。
Posted by ブクログ
昔受けた悪意による思考を変えることはなかなか難しくて、ついつい同じような雰囲気を感じる人や場所は避けてしまうし、わたしはそれを悪いことだとは思いたくないけど、変えることで見える世界はだいぶ変えられるんだろうなあと思った。変えたいな