あらすじ
一家殺人事件の唯一の生き残りである霧生椋は、事件以降、 「人が死んだ場所に訪れると、その死んだ人間の最期の記憶を幻覚として見てしまう」能力が発現し、この能力が突発的に視界をジャックするために自宅から出られない生活を送っていた。そんな中でも友人であり同居人である上林広斗とささやかな平穏を享受していたが、ある日、二人以外で唯一その能力を知る刑事がとある殺人事件への協力を依頼してくる。数年ぶりの外泊に制御できない能力、慣れない状況で苦悩しながら、椋が『視た』真実とは……
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Posted by ブクログ
面白かった!まずキャラが良い。能力云々もあるが、しっかりしている。
そして事件の描写とかもしっかりと描かれているので悍ましさが伝わる。
ひとつ挙げるならば、緑青館の容疑者の紹介は一気にじゃなく、本人の会話も通しての方が私は覚えやすいかも。
Posted by ブクログ
一家殺人事件の唯一の生き残りである霧生椋は
事件以降、自分の意思に関係なく、人が死んだ場所を訪れるとその死んだ人間の最期の記憶が見えてしまう能力が発現。
その能力が原因で自宅に引きこもってしまう。
そんな椋と同居してサポートしている上林広斗のバディもの
本屋さんで気になって買った本でしたが2巻が出ていると聞いて慌てて読み始めました笑
読みやすく一気読みでした、面白かったです!
椋と広斗の信頼感がとても強い(広斗の執着が強いと言ったほうがいいのか…)広斗と椋がここまで互いの信頼が強くなったのか気になります…
また館での密室殺人!!
ミステリーとしてはあっさりですが人にフォーカスされているので楽しく読めました
紫王くんも気になるし2巻も楽しみです!
最近読む本は偶然にも食べ物が美味しそうで読んでいてお腹がすきます笑
Posted by ブクログ
なかなか面白かった。
背負っているものがとても重たいので、引きこもりなことはとてもよくわかりますが、警察の捜査に協力することによって前に進み始めてよかったと思いました。
事件自体はきっと霊能がなくても名探偵がいれば解けそうですが、ラストの事故の真相は椋がいなければ分からなかったので、次回作で少し自信をつけた椋が見てみたいです。