感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
文字が、こんなにも色鮮やかだなんて、私は知らなかった
黒いだけなんて思い違いも甚だしかった
この下りを読んだだけで心が震えました
本好きにはアート好きが多い理由が分かった気がします
もっと世に知れ渡って欲しい作品です
Posted by ブクログ
装丁とタイトルが気になり、何となく手に取って面白そうだから読み始めました。
詩的な流れるような文体がそうさせるのか、手を止めることなく一気に読み終えました。
帯に「女にだけわかる狂気」とあるように、二人の女性作家の嫉妬や狂気が描かれますが、女性向けの小説ということでもなく、物を創り出す仕事をしている人であれば、創作における心の闇の部分に対して、性別に関わらず共感できるでしょう。
後半は驚くべき罪の告白もあり、闇はさらに広がりますが、最後には二人の作家の心のすれ違いがや誤解が融けていき、闇の中に一筋の光が差し込むような、かすかな美しさを残して終わります。
神に愛されたかったあの人に向けて、冴理どんな物語を描いていくのでしょうか。
いい作品でした。
Posted by ブクログ
ツイッターで、この作品に木原音瀬先生の名前が出てくると聞いて、興味を持ったので読んでみた。
『私が大好きな小説家を殺すまで』や『推し、燃ゆ』を先に読んでいたし、この作品自体アマデウス症候群の話だったが、単純にファンと作家、神とファンの話で面白かった。アンチにはならなかった。
殺したいほどの執着。
でもやっぱ一番は映画の「アマデウス」が好きだな。
自分より上のものを受け入れるか突き放すか無視するか潰すか。
面白くて一気に読んだ。美しい話だな。
Posted by ブクログ
冴理に対する憧れ、命を救ってくれた小説
天音という光がなければ書けなかった小説
光があるからこそ闇がある
ページをめくる手がとまらなかった。
Posted by ブクログ
どんでん返し系だが、予想通りといった内容。
ただ話のまとまりがよく伏線は綺麗に回収される。
ここまでタイトル通りの作品はなかなかないような気もするし、ラストがとても綺麗で好み。
Posted by ブクログ
【感想の推移】
〈前半〉
う〜ん、この文体の感じ…
ラノベ作家さんなのかな?
〈中盤〉
これ、まんま『アマデウス』だな…
〈後半〉
まだ続きあった!
帯に「女性ならではの狂気」というような記載があったみたいだけど
全然そう思わなかったな〜
女性ならではの狂気ってどんなん?
あと別にどんでん返しとか
伏線回収とか
気にして読んではなかったけど
あまりに最初から展開が読めて
そこはイマイチかな〜
天音、どこまで天然なんだよ
そんなんしたら
嫌われるの普通にわかるじゃん
男取ったりさ〜
っていう冷ややかな目で見てしまったのも
いけなかったか
美麗な絵の漫画で読んだら
イケたかもしれないけど
小説として読むんだったら
私はあまり乗れなかった