あらすじ
侯爵令嬢アナスタシアは事故で命を落としたはずが、目覚めると国の英雄であるイーサンと結婚する前に戻っていた。突然の王命による結婚にもかかわらず健気に愛し尽くしてくれた彼に、いつまでも素直になれなかったことを後悔するアナスタシア。今度はちゃんと愛を伝えようと決心するが、なぜか結婚の王命は下らず、イーサンには素っ気ない態度を取られてしまい!? 何が起きているか分からないけれど、とにかく今度こそ彼と両思いになりたいと、アナスタシアは猛アタック。めげずに続けるうちに、イーサンが切なげな眼差しを向けてきて……?「どうしてあなたは、俺の決意を簡単に揺るがせるんでしょうね」
絶対に諦めない令嬢vs重すぎる愛を秘めた騎士のすれ違い溺愛ファンタジー、琴子渾身の完全書き下ろし新作がフェアリーキスで登場!コミカライズも決定!
※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
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ループもの
お互いの気持ちがすれ違っているお話です。一度目がどうだったのか、しっかり書かれてから二度目が始まるので、一冊では収まり切っていません。こうなのかもと続きの予測はしていますが、続きでわかるのかな?と思っています
もどかしいね
読み始めて30%くらいまでは、「あれ?私、この本読んだ事がある?」というくらい既視感が有りました。
美しくて地位もある若干高飛車な令嬢が、平民上がりの男に嫁がされる。
母親に「子供を産むな」と言われて掌返しされる。
父親しか結婚式に来ない。
うーーーーん。
どこかで読んだ様な、、、?
ラノベお約束設定なのかしら?
そこから先は楽しかったです。
やっぱり「許さない」に聞こえたよねー。
「許して、愛してる」が途切れ途切れだと、そうなるのか!
絶望的なタイミングで絶望的な聞き間違いΣ(゚д゚lll)
それにしても、アナの両親(というか、この国の貴族)は最低な思想の持ち主ですな。
平民は同じ人間ではない?
まぁ、現実の歴史上でも奴隷はそういう扱いだった訳だけど、胸糞悪いですねー。
どっぷりその思想に浸かって生きていたヒロインが、ヒーローの人柄に触れて自らを省みるところは好感が持てましたね。
高飛車だった前回の人生から一転、ライバルの女性にも劣等感を抱いたアナ。
ホント、彼からみたら「キャラ変」過ぎますよねw
どう考えても両想いなのにすれ違う、もどかしい展開です。
次巻でお互いの記憶のこと、アナを狙った犯人(バレバレ)が明らかになりハッピーエンドになるんでしょうね。