【感想・ネタバレ】すごい音楽脳のレビュー

あらすじ

音楽を使うと、
★脳が覚醒する。
★作業のスピードが上がる。
★読解力が上がる。
★身体能力が上がる。
★認知症予防になる。

◎記憶、集中、判断、実行のために必要な「認知機能」が上がり、パフォーマンスが上がる。仕事、勉強、コミュニケーション、家事、日常生活の作業効率が上がるーー

努力するのではなく、受動的に。
頑張るのではなく、楽しむ。
そんな”一番ラクで楽しい”脳トレが、音楽を使った脳トレです。

本書では、世界的に数少ない「脳のリズム」についての研究をしている異色の脳科学者でありDJでもある著者が、音楽によってさまざまな脳のパフォーマンスが一瞬で上がるメソッドを最新のエビデンスとともにお伝えします。

★リズムを感じる習慣が、頭脳と行動の「質」と「スピード」を変える!
本書でダウンロードできる「聴くだけで脳が覚醒する音源」を作業前に聴いたり、カラオケやダンスなどの軽い運動を生活に採り入れたりすることで、
集中力・記憶力・読解力・実行力・身体能力・処理速度が向上するなど、
仕事、勉強、コミュニケーション、スポーツ、アンチエイジング……さまざまなことにすぐ役立てることができる1冊です。


◆本書の主な内容
□なぜ、音楽は、人を簡単にコントロールできてしまうのか?
□何歳でも、どんな人の脳でも変えられる音楽の力
□「音楽を使うと脳に良い」という根拠を示せるようになった理由
□「手軽」「簡単」「楽しい」が他の脳トレとの違い!
□前頭葉の機能を上げるリズムの力とは?
□パフォーマンスを上げる曲の速さと、聴くタイミングとは
□メロディ? テンポ? どっちが脳に効く?
□BGMって、本当に効果あるの?
□初心者は4つ打ちで、上級者は裏ノリで、脳を活性化させよう
□カラオケ店と少し違う歌い方が脳トレになる!
□歌本カラオケで軽度認知障害の方の認知機能が改善
□ダンス市場が盛り上がっているにはワケがある!
□有酸素運動は認知機能を高める直接的で有効な方法
□認知機能と実行機能を高めるデュアルタスクトレーニング
□歩くトレーニングよりダンスで、歩行速度は上がった!
□リズムを合わせるのは人間にしかできない高度な特殊能力
□正しくリズムを刻める人とIQが高い人の共通点とは?
□コミュニケーションで大切なガマンする力が伸びる

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

やっぱりそうだったんですね。とてもわかり易く書いてあり納得でした。ハウスミュージックはあまり聴いていませんが、クラシックでもテンポの速いリズム感のある曲はたくさんあります。今度、タッピングしながらワルトシュタインを聴いてみます、ピアノは弾けませんので。この本を読んで、最近上達しなくなりモチベーションが下がっていた楽器のレッスンもやめられなくなってしまいました。

0
2023年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラム演奏で認知機能が上がる。
テンポの速い曲を聴いてから作業を行うとスピードが上がる。
カラオケ、ダンス、ドラムで前頭葉機能検査(FAB)のスコアが高まる。
FIDA JAPANのGOLD CUPは65歳以上の人が参加するダンスリーグ。
歌を歌う、ダンス、ドラムはデュアルタスク。
BGMで作業効率が上がるか、は個人差が大きい。
速いリズムのハウスミュージックを聴く。

カラオケは、歌本カラオケで脳を鍛える。歌い出しを自分で計る。
音読は脳を活性化する。舌の筋力、呼吸を鍛えられる。
VR吹き矢で呼吸トレーニングする。
毎週、新しい歌を覚える。
週に1時間のカラオケ、週3回のダンス。
認知機能が落ちると万歳ができない。
認知症は腕が上がらなくなるが、ドラムを叩くと上げられる。叩くだけで運動になる。

0
2024年12月02日

Posted by ブクログ

音楽が脳に与えるメリットについて解説されています。音楽を聴くだけでなく、ドラムを叩いたりダンスをしたりなど音楽全般が脳に与えるメリットが紹介されています。
また、頭を使う作業をする前の音楽の活用法など高齢者以外でも活用しやすい内容があります。
作業前のおすすめのBGMなども紹介されており実践性はそこそこです。ダンスを実践するために、スクールやアプリ、ゲームなどについてもう少し言及されていれば実践性がより高いなと思いました。

0
2024年04月30日

Posted by ブクログ

音楽、特に速いテンポの音楽は前頭葉を鍛えて、中でも抑制力を鍛えることができる。実際に高齢者の認知症患者へのプログラムには効果的らしい。

でもそう書いてあるあたりを読んで、コロナ禍中に音楽フェスでクラスターを発生させた人たちがいたのを思い出した。
音楽が脳を鍛えて頭を良くするなら、あんなこと起こる?
遅いテンポのジャンルの音楽フェスなのかなと思って調べたら、ヒップホップらしい。遅いテンポではないな。
あのフェスでは飲酒も盛んに行われていたそうだし、日常的に音楽をたくさん聞いて脳にプラスの影響を与えても、同じくらい日常的に飲酒をして脳にマイナスの影響を与えるので、差し引きマイナスになっているということなのか?

けれども音楽やダンスが脳を含めた身体全体や人生にいい影響を与えるのは、人類の歴史を見ても確かだし、それを科学的に証明できるようになったというのはいいことだ。

「自分と他人がいて、相手のマネをする。自分と他人がいて、他社の行動と感情を理解する。これは、コミュニケーションの基本です。
私たちは、「自分は自分、他人は他人」ということを認識して相手をマネします。相手をマネする。相手を理解する。これが、コミュニケーションの基本です。」p.131

0
2024年03月17日

「ビジネス・経済」ランキング