【感想・ネタバレ】ウッド・ウォーカーズ1 記憶喪失の少年のレビュー

あらすじ

ドイツでの超人気児童書シリーズの翻訳作品・第1巻。「記憶喪失の少年・ミステリーボーイ」と、いろんな新聞やテレビ局が僕のことを報道した。ある日森から現れ出た不思議な少年だって。「あの子が誰か、誰も知らない。あの子自身もわからない、記憶を失ってしまっている」。本当は僕の記憶はちゃんとあるし、何もかも覚えている。もちろんあの日のことも……。

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Posted by ブクログ

メルヘンながら人間社会との軋轢や狩猟など社会派内容
学校生活はよくある感じ
いいやつ、いやなやつ、恋の相手と定番ぞろいだが動物変身の点が一般的なそれとは違う表現を可能としており面白い
誤記(一刷)がちょっと多いのとエピソードが散発的に感じられる面はある
サブタイトルの記憶喪失は嘘で中盤以降は出てこないので記憶を取り戻すとかそういう話ではない

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

ドイツ発の児童文学。
主人公のキャラッグは人になることができる変身者(ウッドウォーカー)。父母、妹のミアとともにイエローストーン国立公園に住んでいるピューマ。両親は望まなかったがキャラッグは人として暮らすことを選択し、家族と別れて11歳の時、記憶喪失を装い街に出る。そして、里親と暮らしている。今は13歳。変身者が大勢学ぶ学園の校長が講演会でキャラッグを見つけ、転入できることとなった。
色々な生き物の変身者たちとのかかわりが描かれていく。もちろん、敵対する生徒もいるし、同じピューマ変身者で実業家のアンドルー・ミリングとの係わりも一つのポイント。13歳の年の学園生活がメインとなる巻。
えっ、動物が人に変身?ほかにも様々な動物が変身してる!っていう驚きは置いていかれる位、どんどん話が進みます。挿し絵が日本のアーティスト(多分)のAcky Brightさんで馴染みやすく、本文中にも挿画があるので、読みやすいと思います。学園で仲良くする仲間もでき、今後の展開が楽しみです。小学校高学年から。

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2023年12月24日

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