あらすじ
「ダンドリよりも空気」を優先すると、前向きになれます。一流ファシリテーターは、冷めた対話をあたたかい空気にする言葉の引き出しを持っています。口にするだけで空気が変わる驚きのひと言。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ファシリテーターの役割は良い空気を作ること。
責任とは背負うことではなくみんなを信じて頼ること。
みんなの意見を引き出すための空気作り
聞く(共感)ことが大切だなと思う。
p174意見の違いが大きすぎる時は、
一案、二案のデメリット、メリットをだす。
p179意見が多すぎてカオス状態は、
現状を正しく捉え直す。リフレーミング→捉え直しで発想を切り替える。
今までのファシリテーター本の中では、わかりやすくて読みやすかった。
Posted by ブクログ
信頼される人は、「自分の物差しは短い」という謙虚さを大切にしている。「全てをジャッジする能力などない」と自覚し、みんな共感を持って受け止め、認める。わからないときこそ共感を示す。
うまいファシリテーションにも、一冊前に読んだ心理的安全性が必要で、繋がっているんだと気づけた
Posted by ブクログ
現実を変えたい時、他人を変えるのは難しい。自分を変えるのも、少し時間がかかる。だけど発する言葉はすぐにでも変えられる。それで現実が変わったら、儲けもの。
本書はそんないろんな場面で使える「いま、言うべきひと言」について、具体的なアドバイスをしてくれる本です。
① 人前のプレゼンで「緊張しています」とは言わず、→「ピリッとした空気で、真剣さが満ちていますね」。
② 会議の始めに、終了時間を共有しておく。「今日の会議の目的は〇〇です。1時間で計画と分担を決めましょう。」
③ とにかく相手の「名前」を呼ぶ。それによって「あなたはこの場の大切な一員です」と伝えることができる。
④ 「お役に立てるか分かりませんが」ではなく→「この時間を最高のひとときにするため、私はベストを尽くします」
⑤ 「おかげさま」は魔法の言葉。→「今の意見のおかげで思いついたことがあります。」
⑥ 「是非みなさんで…」の是非を使うと義務感を抱かせてしまう。→「私たちで〇〇したいですね」
⑦ 「何か質問ありますか?」→「何か気になることや確認したいことがあれば、どうぞ教えてください」
⑧ 「ここまで大丈夫ですか?」→「ここまでの話はちゃんと伝わっていますか?」
⑨ 悩んでいる相手に「なぜそう思うの?」と「why」と聞くのは厳禁。「why」ではなく「what」で聞く。「〇〇君は、どうしたいの?」
Posted by ブクログ
具体的なシーンを用いながら、初心者でも分かりやすく説明してあった。ただ例文で「???」となる内容もあるので、説明を読んで意図を理解した方が良い。
Posted by ブクログ
そうか、そういう言い方があったか!
ちょっと言い方を変えるだけで場に与える影響が全く違うことが分かる。文字にするとさらりとしているが、百戦錬磨のとうりょうの愛情と叡智を感じる濃厚な本。
Posted by ブクログ
会議や会話などで起こりがちな固まった空気をほぐすための言葉集。なるほどと言うものもあれば、それはちょっと使えないよね?みたいな内容も多かったが、参考になるものは是非活用して会議を上手く進行して行きたいと思った。
Posted by ブクログ
そこそこ参考になるフレーズがあった。
研修で外部講師が来た時などたしかにこんな感じだわ〜と思うと同時に、社内の名ファシリテーター気取りおじさんの寒い司会進行を想像して、紹介されているフレーズの中からやりやすいものだけをかじってやると、場を和ませることに重点を置いたような痛いやつになるんだろうなと感じた。
読みやすい分、わかりやすいところだけ覚えて実行したくなるが、全体を理解した上でうまく使わないといけないなと思った。
Posted by ブクログ
2444
★未来を変えたいなら、まず言葉を変えろ
★ファシは、進行役でなく良い空気クリエイター
話す前に、目的・ゴール・所要時間を伝えろ
とにかく名前を呼ぶ
バトンタッチ方式で推薦させる
主語は私達
Iメッセージ
★「お前はどうしたいの?」相手に決めさせる
Posted by ブクログ
◾️印象に残った言葉
現実を変えたいとき。
他人を変えるよりも自分を変えるよりもまず言葉を変えてみましょう。
言葉なら簡単に変えられます。
しかも、すぐに。
それで現実が変わればしめたものです。
ファシリテーターの役割は良い空気を作ること。
空気さえ整えば、参加者同士が自然と発言するようになります。
自分の意見をしっかり言えれば、「自分が尊重されている」と感じます。その上で導き出された結論ならば「共通の結論」として納得し、受け入れてくれます。
◾️感想
出てた事例は咄嗟に出るものではないが、上記の考え方を念頭に置いておくことさえできれば、自然と発せられる言葉は変わっていくのだろうと感じた。
「いい人」と思われるように、という言葉がやたらと出てくるので、最初はその言葉が引っかかったが、「できる人」と思われるより、いいのかもしれない。
経験上、「できる人」には必ず敵が付き纏い、嫉妬の攻撃にあう。そして、「できる人」を維持するには本人も相当苦しい思いをする(それが成長を加速させるとも言うが)
仕事をうまく進めるために、自分一人ができる人と思われることに価値はない。
みんなが気持ちよく働ける場作りを考え、みんなのモチベが上がり、それが結果となり、さらに良い仕事を生み出す。
そのためには、自分のトゲついた本音なんてしまっておこう。
それが大人の闘い方なのかもしれない、と感じた本。