【感想・ネタバレ】日本美術まんが 国宝トゥナイトのレビュー

あらすじ

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主人公・岡倉てんこりんは出版社勤務の独身編集者(最近、失恋したばかり)。そんな彼女の隠れた趣味は、全国の国宝を巡ること。…そう、彼女は隠れ国宝女子だったのです。世界初、国宝ラブコメディ。

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Posted by ブクログ

著者は、イラスト・漫画・アニメーションなどを手掛けておられるマルチクリエーターのいわきりなおとさん。
そして主人公は、出版社勤務で隠れ国宝マニアの岡倉てんこりん
日本美術やお茶に興味のある方なら、まずこの名前にニヤリですね。ww

てんこりんのほのぼのとした恋のお話とともに、国宝のお勉強もできちゃうという画期的なマンガです。
巻末の国宝ビジュアルガイドの中の「まんがでわかる日本美術史の歩み」は、とてもわかりやすくて良いです!
また読み返したくなるマンガですね~(・∀・)

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2011年03月10日

Posted by ブクログ

ただのギャグ漫画じゃなかった。
国宝の知識も得られるし、恋愛ドラマとしても楽しめて、あっという間に読み終わりました。

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2011年01月17日

Posted by ブクログ

江藤がオチ担当。
国宝についての知識を漫画で解説。海原先生もどきやカリアゲ君みたいな奴が出てきたのには笑えた。

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2014年09月19日

Posted by ブクログ

実に珍しい国宝をテーマにしたコミックで、メインではないようではあるものの、ラブコメストーリーを内包する。

国宝マニアの女子・てんこりんはとある出版社の職員。自分の強烈な国宝趣味は周囲に隠し、社内ではおしゃれ女子として通している。彼氏にフラれたばかりのてんこは、週末の国宝巡りい行くうちに国宝好きというコアな同趣味を持つちょっと気になる男子に出会うが…。
というストーリーを味付けに、ひたすらてんこりんと共に著名な国宝紹介が聞ける。ストーリーの流れにあわせて、仏像や絵画はもちろん、寺や城も登場。国宝ばかりでなく、重要文化財の紹介も多く、博物館が好きな人なら眺めるだけでも楽しめる。

途中サーティサン間堂(三十三間堂)を見に来た外国人はいったい…(笑)。あとどっかで見たような外見の人物が多数登場するちょいちょい笑える作品です。

博物館好きな人にオススメ。

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2012年08月10日

Posted by ブクログ

あまりマンガは読まないんだけど、こういう歴史ネタを絡めてくるマンガは時々読む。「国宝トゥナイト」は「ヘタリア」のようなキャラ萌え路線とは違ってて、まっとうに国宝の魅力を押し出している一冊。

主人公の「国宝女子」は「岡倉てんこりん」。その恋人候補たちや狩野派の末裔「狩野カノン」といったライバルも登場しつつ、いろんな国宝やそれにまつわる小ネタが紹介されていく。で、そのキャラクター達が、そこまでうるさくないっていうか、いい意味で個性的過ぎない。だから、ラブコメとして面白いかと言われるとちょっと微妙なところだけど、あくまで美術品を引き立たせる役割としてのキャラクターという位置づけが、けっこうしっかりしているんだよね。絵も、人物の絵柄はあまりうまい印象を与えないけど、国宝の絵はけっこう精緻に描かれていて驚く。これ、意識して「国宝を主役に据えたマンガ」なんだと僕は思った。国宝への愛が溢れてる。

今回は第1巻ということもあるのか、マニアックすぎない内容で、美術にそこまで詳しくない僕でも「あー資料集で見たことあるわ」「この美術品はこの博物館にあるのか」と親しんで読めた。また、巻末の美術史年表もとてもありがたかった。国宝が一つもない県のことまで小ネタとして紹介されてたり、各章のタイトルにいろんな作品のパロディがあったりと(元ネタ知らないものもけっこうある)色々と配慮の行き届いた作品。

日本には国宝が一杯あるだろうから、次作はもっとぶっとんで、まるで知らないようなマニアックな国宝も見てみたいなあ。この漫画がきっかけで「あの国宝を見にいくぞー!」と思えるような。

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2019年01月16日

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