【感想・ネタバレ】異世界で傭兵になった俺ですが２のレビュー

槻木あめ / 一戸ミヅ

獣人が差別される世界で気高く生きる傭兵団のエルン団長。そんな彼に惹かれた転生者のマヒロは、彼の傍で生きることを決めた。そんな矢先、戦闘中に負傷し死を覚悟したマヒロだったが――目覚めると元いた世界・日本に戻っていて!? 「…エルン。もう一度、貴方に会いたい」人間と獣人、ふたりに待ち受けている未来とは――…存在意義がわかった転生者と拠り所を見つけた獣人が紡ぐ、命懸けのファンタジーBL、感動の最終巻

[ブクログ · ★★★★★]

【俺は･･･貴方を大事にしたい。大事に抱きたいです（マヒロ）】

エロス度★★★★

おやおや。エルンのことが忘れられず、逢いたくて再び彼の元へ戻ってくるマヒロの愛が素晴らしい。

マヒロとエルンが紡ぐ祝福の恋物語･･･第2巻開幕。

ずっと団長として孤独に頑張り、大きくて重い夢をひとりで抱えてきたエルンに対するマヒロの想いや寄り添いたい気持ちがたまらなく、傭兵団が解散してしまってもエルンからマヒロに手紙があったとはいえ逢いに来るのが胸熱。

人と獣人の未来の可能性を体現したふたりの愛や1巻ではエルンに主導権を握られていたマヒロが大切に愛しく言葉責めも添えてエルンを蕩かすのが尊い。