あらすじ
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新たな地質年代「チバニアン」が生まれるまでのノンフィクション。千葉県市原市の地層「千葉セクション」に、およそ77万年前に地球の磁場が逆転したことを示す手がかりが残されていた!地層に刻まれた痕跡から太古の地球のすがたをとらえる地質学の魅力に迫るとともに、「千葉セクション」の日本初GSSP(国際境界模式地)決定に至るまでのドラマを体験する一冊。著者は、千葉セクションGSSP提案チーム代表の岡田誠教授。
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Posted by ブクログ
佐賀県立宇宙科学館の磁石に関する企画展でチバニアンについて知り、それをきっかけにこの本を手に取った。地磁気逆転ということがあるなんて今まで知らなかった。著者は千葉セクションGSSP提案チームの代表で、チバニアン認定までの道のりを携わった方の目線で書かれていてとても興味深く読んだ。
Posted by ブクログ
最初は、専門用語が多くて難しいなと思ったけど、「何でかな?」と考えながら読むようにしたら、おもしろかった。文章自体は、読みやすい。
理科で地層について習ったときは、実験もないしつまらないなと思った。でも、この本でいろいろな研究を知ったら、地層も本当はおもしろいということがわかった。方位磁針のN極が南をさす時代があったなんて驚き!
それから、ぼくは、大学のことはよく知らないけど、唯一自然(人間も含む)が研究対象なのが理学部というのは、すごい。理学部が気になる。(小6)
Posted by ブクログ
児童向けの本だったので、チバニアンがなんたるかが、とっても分かりやすかった☺️
地磁気が逆向きになるとか、相も変わらず地球(宇宙)は謎だらけ。
でもそれがいつまでもひとを惹き付けてやまない魅力。
太古の時代に心をはせながら、楽しく読めました。