あらすじ
『リアルは堕ちてしまった。でもその時の僕は、ネトゲをやらなければもっと堕ちていた。ネトゲに出会ったあった僕は、甦っていった。いろんな人たちと毎日話し、戦い、強くなっていった。画面の中の僕が、剣を振るっていた』この本は、そんな現在17歳の著者、西村本気(にしむらもとき)さんの詩で始まる。両親が離婚をきっかけに小6のときからニート。そして、いわゆる「ネトゲ廃人」だった著者が、書では、究極の廃神に出会うべく旅をしながら、ネトゲの魅力をふんだんに伝えていく。学校の教師をしている「廃神」、世界ランキングを保持の美容師「廃神」や、大金を稼ぐ「廃神」、さらに、ボトルに用を足してゲームを続けるボトラー「廃神」、、これまでベールに包まれて来た「廃神」たちと遭遇し、そのベールを、次から次へとはがしてゆく。リアルでは決して平坦ではない物語を歩んで来た著者が、ときに優しく、きにむき出しの言葉で投げつけてくる言葉が、心に刺さる一冊だ。
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Posted by ブクログ
ネトゲ廃神って噂では聞いたことあるけど、どんな人間でどんな生活送ってるんだろうと興味がある人は一読。一般人ライクな生活を送ってる人もいれば、いっちゃってる人もいる。それが分かっただけでも読んでよかった。自分には真似できない世界だ。
Posted by ブクログ
前述の「ネトゲ廃人」にでてくる佐藤繁樹こと西村本気氏のスピンオフ?のような感じ?。文章は稚拙だが、それがかえってリアリティがあって面白い。現場の人が語る文章はやっぱり魅力的。
Posted by ブクログ
ネトゲ廃人の次に読んだ。
やや文章が読みづらく感じたが、興味深く読むことができた。
著者はまだ17歳でのびしろがまだまだあると思うので
次回作に期待したい。
Posted by ブクログ
17歳の元ネトゲニートが著者で,ネトゲにハマっていた過去・彼が取材したネトゲユーザとの会話・ネトゲユーザの心理が描かれている。ネトゲの世界に足を踏み入れる気はないが,彼らが過ごす日常を知るには,良い本です。廃神とは,ネトゲにハマり,レベル上げ・お金稼ぎなどをする神がかりてきなユーザ。しかし,彼らは現実世界でコミュニケーションができずに,ネトゲの世界に入ることが多い。彼らは普通に友達と話すことをネトゲを通じてしている。いじめや不登校を巻き起こし,ニートを産み出すのは,現実世界の教育現場に原因があることは間違いないのでは。
Posted by ブクログ
正直、1260円も出して買ったことに後悔した本です。
この作者、中卒(高校も途中で行ったものの中退)で
本を読むもののライトノベルばかりだということもあって
この本の内容そのものがとても軽い。
ネトゲをしている身としては
取り扱っている題材に興味津々なんですけどねぇ。
実際に足を使って取材形式にしている点はすごいと思います。
しかし、取材の内容が踏み込まれていない、、、
廃と言われるネトゲプレイヤーの紹介、という感じ。
どれもこれも中途半端に取材が終わっていて
どうしてココ聞かないの!というじれったさと
ネトゲをしたことがある人なら聞きたいポイントがあるはず、
というもどかしさが、なんともかんとも。
ただ、作者がこの道のプロでもなんでもなく
出版社から声を掛けられてこの本を作成するに至ったこと
そしてこの機会を逃さずに仕事にも就き
今は充実した人生を送っている事、
この2点が、読んでいて親心?w的に嬉しかったので★3つです。
じゃなかったらちょっと、、、w