あらすじ
あいつの体温が、今もまだ消えない――
同棲中の自由人な小説家・桐生に振り回され4年、
我慢の限界に達した尽は別れを告げて家を出た。
しかし「寝れない」という桐生からの連絡にしぶしぶ家へ行くと、
あっという間に桐生のペースにのまれてしまう。
喧嘩をするとセックスに持ち込もうとする桐生の不器用さも
かつては好きだったはずなのに「来るんじゃなかった」と後悔する尽。
お気に入りのキャップ、二人で見たお笑い番組、苦手だった枝豆…
未練を断ち切ろうとすればするほど桐生との想い出が溢れてきて――
※この作品は単行本版『ロスタイムに餞を』に収録されています。重複購入にご注意ください。
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1話読んでみて、別れてもずるずるってあるあるだよなあ、これってBLに限らないって思いました。桐生はまだなんで別れようって言われたのか分かってない感じだし、尽は葛藤がある。
単行本版を購入済みです。結構リアルで没入して読んじゃう感情移入しやすいストーリーでとても良い作品でした。健気で切なくてしんどいのでそういうの読みたい時は良い。胸キュンのピンクい切なさではないので気楽に読む系ではないと思いました。
紙で持っていますが、好きな作品です。
読んでいて切なくなる部分も多いのですが、、
どちらが絶対に悪いというわけでもなく、すれ違ってしまう二人がとてもよく描けていると思います。