【感想・ネタバレ】価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよのレビュー

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ネタバレ

チェック項目5箇所。これからは、ニーズをつくり出すものです、本当のニーズのない生活者に、「あ、こういうものが欲しかったんだ」と気づいてもらわなければならない、そのためには、ストーリーがあった方が断然有利です。かといって、注意してほしいのは、ビジネスにおけるストーリーはフィクションであってはならない、という点です、いくら黄金律にそっていても、とってつけたようなフィクションだと、逆効果になってしまうことが多いのです。「効率がいいということは無駄がないということ。でも無駄がないということは、伸びしろがない、とも言えます」。はっきり言います、「お客様第一主義」とミッションや経営理念に書いてある会社やお店は、かなりヤバイです、それは本当の本当に本音ですか? あなた自身や社員、家族よりもお客さんの方が大切なのですか? ・「ストーリー」を見つけるための10のヒント ①正直になる・誠実である②オープンである③お客さんがストーリーに参加できる余地を残す④約束以上のことをする⑤既存市場を敵にまわす⑥商品そのものを売らない⑦精神的な満足を売る⑧希少性をつくる⑨自分が欲しい商品を売る⑩ぶっちゃける

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2015年01月12日

Posted by ブクログ

売れ続けるためには満足の上をいく心に響く何かを提供しつづけなければならない。
しかし、それを価格、品質で実現するのはかなり難しい。「サービス」だって限界が
ある。まして広告ではそれをつくりだすことは至難の業。そこで注目されているのが
ストーリー。

これからニーズはつくりだすもの。本当のニーズのない生活者に「あ、こういうものが
欲しかったんだ」と気付いてもらわなければならない。そのためにはストーリーが
あったほうが断然有利。

価格の土俵ではなく価値の土俵で勝負する。他でやっていないことをすることで
価値を生み出す。

情報発信が容易になった
リスペクトされる会社が求められている
超高齢化社会に突入する

人の心を動かすストーリー、共感してもらえるような志や経営理念

ストーリーの黄金律
・何かが欠落または欠落されられた主人公が
・何としてもやりとげようとする遠く険しい目標やゴールに向かって
・数多くの葛藤、障害、敵対するものを乗り越えていく

奇跡のリンゴ、木村秋則さん
落ちないリンゴ
旭山動物園

カキ氷屋埜庵
養豚農家みやじ豚
ビーサン屋げんぺい
面白法人カヤック
 まず理念をかかげ、その理念に合うようなエピソードを積み重ねていくことでブランディング



志のストーリー、ブランド化のストーリー、エピソードのストーリー
崖っぷちは最大のチャンス!
フロー現象、フロー状態

小さいことを積み重ねていくことがとんでもないところへいくたった一つの道

実現させたい願望
絶対にやりたくないこと
おかれた状況(強み、弱み)

エコジョイ
花畑牧場 みんな(食べる人、つくる人、地域の人)を幸せにする

絞る
見せ方を変える
宣言する

正直、誠実になる
オープンである
お客様がストーリーに参加できる余地を残す
約束以上のことをする
既存市場を敵にまわす
商品そのものをうらない
精神的な満足を売る
希少性をつくる
自分が欲しい商品を売る
ぶっちゃける

マイナスをプラスに変える 北海道十勝「スノーフィールドカフェ」
裏側を見せる マック☆アドベンチャー、干場弓子氏の社長ブログ
体験を売る キッザニア
時間帯を変える 早朝英会話スクール、六本木青山ブックセンター
お客様に教える、コミュニティーを作る パン教室、ケーキ、おつまみ
ワイワイ話す場を提供するだけでもいい。
人が集まってくれば、自然と仕事や商売につながる

エンターテイメントを売る サウスウエスト航空、トレールダストステーキハウス

あえて売らない ネッツトヨタ南国
社長をブランディング 久米繊維工業
手紙やニュースレターを送る

ストーリーは常に変化していかなければならない

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2011年11月09日

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世の中の人々に認知されるために情報発信を行う上で、信頼性は必須。行動を喚起させるには「共感」も大切なキーワードになろうかと思います。

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2011年08月27日

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ネタバレ

「ストーリー戦略」という言葉を知ったのは3ヶ月前くらだいだけど、この本から入れて良かった気がする。具体的で、分りやすく、事例もちょうど良い気が。
これをしたら、商売・仕事自体が変わりそう。なんでこの仕事をしているのか、どうなりたいのか、ものすごく明確になって、人生が変わると思いました。
さっそく今日、ストーリーを探すことに。

事例が多い(長い)ので、ストーリー化の理念、ノウハウ自体はシンプルで短いものなんだろうな。
「黄金ステップ」には、ゴールの瞬間はいらないのかな?

【やってみる】「志」発見/3本の矢の法則 書き出し
【変わりそうな事】仕事の目的が変わりそう。そうしたら、生き方も変わるだろうな


自分にとってのツボ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
"×広告が効かなくなった→ ○普通で当たり前の広告が効きにくくなった

「お客様第一主義」はヤバい。本当に本音か?建前のミッションでは誰の心も動かない。
「奉仕と感謝の心で」…手あかにまみれた言葉では動かない。

【ハリウッドでの黄金ステップ③】
①欠落した・欠落させられて、問題を持つ主人公が
②何としてもやり遂げたい目標やゴールを見つけ
②試行錯誤、葛藤障害、敵対… を乗り越えていく(→ゴールする?)

【「志」発見】
①A.仕事で実現させたい願望 + B.仕事で絶対やりたくないこと をリスト化
②店の「強み」と「弱み」を徹底的に書き出す
③「強み」に「社会に役立つこと(意義)」を組み合わせる
 →「強み×社会的意義=自分の欲望やエゴ(+役に立つ何か)」→エゴを引いて残ったのが「役立つ何か」
④志をスローガン化。それを書いた旗が大空にひらめく様をイメージ。目立っているか(ありきたりでないか、共感を得られるか)"

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2011年04月07日

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日本はサービスもよく、マーケットとして成熟しているために、簡単にはモノが売れなくなっていることに皆が気づいている。でも、どうしたらいいのかわからない。ストーリーブランディング…本書を読んで感じたのは、モノが溢れてる日本では、ココロが足りないのかな~本当のココロを感じられるストーリーを望んでいるように感じました。ワクワクをありがとうと言いたくなる内容で一気に読めました。

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2010年10月12日

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200911/黄金率:ストーリーの要素は【1】何かが欠落している又は欠落させられた主人公が【2】なんとしてもやり遂げようとする遠く険しい目標やゴールに向かって【3】数多くの葛藤、障害、敵対するものを乗り越えていく/紳助の「XとYの法則」:「自分に何ができるか(=X)」と「時代の流れ(=Y)」/時代の空気(=Y)は絶えず変化していくので、売れ続けるには自分の強み(=X)を軌道修正していく必要がある/今まで価格が不透明だったり、不当に高かったりした業界に、まったく新しい料金で殴りこみをかける場合はストーリーになる/【埜庵】志ストーリー:「天然水を世の中に伝道する」→「かき氷屋として生きていく」/ブランド化ストーリー:日本唯一の通年のかき氷専門店、キーンとしない天然氷、季節で変わる天然果汁のこだわりのシロップ/エピソードストーリー:独自の接客、冬のお客さんだけに配られるメンバーズカード、夜埜庵などのコミュニティ、西洋銀座で修行したシェフによる洋食/【みやじ豚】志ストーリー:日本の一次産業を「きつい・汚い・かっこ悪い・臭い・稼げない・結婚できない」の6K産業から新しい3K産業「かっこいよくて、感動があって、稼げる」に変革する/ブランド化ストーリー:みやじ豚というネーミングにこだわる、バーベキューマーケティング/エピソードストーリー:腹飼いによるストレスのない飼育方法、通常より大麦配合の多い餌、メディアに多く露出してストーリーを語る/【げんべい】志ストーリー:「先代がつくったこだわりのビーサンを世の中に知ってもらいたい」→「世界に認められるビーサン屋になる」/ブランド化ストーリー:ビーサン専門店、企業とのコラボビーサン/エピソードストーリー:カラーバリエーションやサイズが豊富なビーサン、台・鼻緒・ソール等の細部にこだわっている、ユーミン・小山薫堂氏ら著名人もお気に入り/「多くの人が来てくれないのなら遠くの人に来てもらえるような店にしたらどうだろう?」わざわざ遠くから来てもらうにはそれなりの価値がある店になる必要がある/【面白法人カヤック】志ストーリー:「カッコ悪いことはしない」→「つくる人を増やす」/ブランド化ストーリー:鎌倉本社&旅する支社、さいころ給など7つのカヤックスタイル/エピソードストーリー:24時間遊び24時間働けるオフィス、名刺、セクション、組織、どんぶりカフェ等多数/【志ストーリーの創り方】あなたが本当に実現させたくて、なおかつ世の中に共感を呼ぶような「志」を見つけ、その「志」に向かって本気で情熱を持って突き進んでいくだけでいい/【志の発見方法】①「自分の会社で実現させたい願望」をとことん書き出す ②「自分の会社で絶対にやりたくないこと」を書き出してみる ③このふたつのリストを見比べて擦り合わせる ④自分の会社の置かれた状況で「強みと弱み」を色々な側面から徹底的に書き出す ⑤「会社の強み」に社会的意義という要素を組み合わせる:「強み」×「社会的意義」=「自分の欲望」+「何か社会に役立つ」 ⑥これを文章化してスローガン化したものが「志(ミッション」 ⑦キャッチーなスローガンか確認(旗が大空にひらめく姿をイメージ)/ブランド化ストーリーはわかりやすい「タグ」があってはじめて完成:旭山動物園「行動展示」、埜庵「天然氷」、みやじ豚「バーベキュー」、げんべい「足が痛くなりにくいビーサン」、双海町「日本一の夕日」、益田ドライビングスクール「心も磨く教習所」、ハミルトン島の管理人「世界で最高の仕事」/エピソードストーリーの見つけ方ヒント:①正直になる・誠実である ②オープンである ③お客さんがストーリーに参加できる余地を残す ④約束以上のことをする ⑤既存市場を敵にまわす ⑥商品そのものを売らない ⑦精神的な満足を売る ⑧希少性をつくる ⑨自分がほしい商品を売る ⑩ぶっちゃける/さらにヒント:①マイナスをプラスに変える ②裏側を見せる ③体験を売る ④時間帯を変えてみる ⑤お客さんに教える&コミュニティをつくる ⑥その場で比較して試してもらう ⑦エンターテインメントを売る ⑧あえて売らないという手もある(ネッツトヨタ南国) ⑨社長をブランディングする ⑩手紙やニュースレターを送る/パワーアップキット:①自分の家族に話してみて意見を聞いてみる ②具体的な数字を入れる/

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2009年11月11日

Posted by ブクログ

ストーリーマーケティングについての本

先日読んだファンクラブマーケティングと合わせて
とても勉強になった1冊。


類似品や同等品が増え、
どんな商品もある程度の品質が保証され
情報が溢れる時代。

顧客が心から欲しいものを見つけにくい今
仕掛けによって、ニーズを喚起する必要がある。


今まで企業は価格と品質、広告で差別化を図り
他社と勝負をしてきたいたけど、
勝負の仕方(商品ディテールの伝え方)を変え
顧客の心を動かさないといけないのだなあ、と。


メーカー(企業の)、販売員の、販売商品の
それぞれのストーリーを確立し、ファンを作る。


サラリーマンの自分でもできることを模索したい。

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2021年03月22日

Posted by ブクログ

本書は、価格、品質、広告などで商売をしていたら、絶対に大手や先行者に勝てない。勝つためには、オンリーワンの特徴を出し、ニッチに活路を見出せ、と主張する。そのための実例も豊富で、マーケティングとはこういうものかと感心させられる。

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

今の時代、モノを売るにはストーリーが大事だよ、という話。主張もそうだよね、だし、事例も交えてあって読みやすい。事例も、いわゆる大企業のヒット商品を分析しているのではなく、小さなお店等の中小企業が、どのような志を持って、それをストーリーに昇華していったか、ということを述べているのでわかりやすかった。

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2013年04月26日

Posted by ブクログ

会社を立ち上げるにあたって、知っておかなきゃいけないエッセンスがたっぷり詰まってる。

紹介して頂いて手にとった本で、期待せずに読み始めたけど、サクサク読めた。

将来、私はブランドを立ち上げたい。
それを実現させるために出会えてよかった本。

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2012年06月18日

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ネタバレ

必要なのはストーリー
志(心に決めた信念)のストーリー(理念)
ブランド化(商品の特徴)のストーリー(戦略)
エピソード(バックステージ、仕掛け)のストーリー(戦術)

オンリーワン
ファンになってもらえる
人に伝えたくなる

時代の空気は変わる
自分の強みを時代の空気に近づける

天然氷かき氷 埜
みやじ豚
ビーサン専門店 げんべい
面白法人カヤック


経営理念を見直す

お客様第一主義はまずい

志の見つけ方
 実現させたいリスト
 絶対やりたくないことリスト
 強みと弱み
  強み×社会的意義=自分の欲望やエゴ
  強み×社会的意義=自分の欲望やエゴ+何か社会に役立つ
  強み×社会的意義=何か社会に役立つ
の順番で洗い出し
志にチャレンジ→感動

ブランド化にはオンリーワン
 絞り込む
 見せ方 付加価値
 宣言する
 タグ化

エピソードの見つけ方
 正直、誠実である
 オープンになる
 お客さんがストーリーに参加の余地
 約束以上のことをする
 既存市場は敵にまわす
 商品そのものを売らない
 精神的な満足を売る
 希少性をつくる
 自分のほしい商品を売る
 ぶっちゃける

 マイナスをプラスに
 バックステージを見せる
 体験を売る
 時間帯を変えてみる
 お客さんに教える、コミュニティ
 その場で比較して試してもらおう
 エンターテインメントを売ろう
 あえて売らない
 社長をブランディング
 手紙やニュースレター

  

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2011年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

売れ続けるストールーをいくつかの事例を紹介しながらわかりやすく解説している。
自分たちが売っている「モノ」とは何か?
その物語のためには3つの矢が必要だと
1.志
2.ブランド化のストーリー
3.具体的なエピソード

具体的な事例(例えば旭山動物園)を豊富に使いながらわかりやすく伝えている。

一番駄目な例が企業理念にうたう「顧客第一主義」という点にはうなずけた。
多くの企業が美しい企業理念をうたっているが、それを裏付ける具体的なエピソードにどれほど真剣に取り組んでいるか。
単なる壁の飾りであればないほうがよい。

真剣にブランド構築を考えている人へ、その基準となる考え方を分かりやすく説明している。
難しいブランド本よりよぼど役に立つと思った。

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2011年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

# 本全体、あるいは各章ごとの概要
・仕事でのストーリーが重要
・ミッション、経営理念が重要
・いかに感動を与えるストーリーにするか
  ・志のストーリー
  ・ブランド化のストーリー
  ・エピソードのストーリー

# 個人的な知識・ターム・印象に残ったこと等
埜庵のストーリーが印象的
 ◎志のストーリー
 開業当初「天然氷を世の中に伝道する」→「かき氷屋として生きていく」
 
 ◎ブランド化のストーリー
 日本唯一の通年のかき氷専門店/キーンとしない天然氷/季節で変る天然果汁のこだわりのシロップ

 ◎エピソードのストーリー
 独自の接客/冬のお客さんだけに配られるメンバーズカード/夜埜庵などのコミュニティ/西洋銀座で修行したシェフによる洋食

# 自分の見解
・埜庵への突撃、かき氷を食べる
・Twitter・ブログの有効活用
・3つのストーリーへどのように落とし込むか

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2011年01月02日

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実例が豊富でそれを元にわかりやすく説明してくれている点が読みやすい、理解しやすい。小さな会社、お店のブランディングで困っている方や初級者には良書。

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2010年11月26日

Posted by ブクログ

確かに、自分の購買行動にてらして、その通りという事がかかれてある。それなら、本を読まなくても自分を見つめ直せば本に書いてある事に気づけるのでは?と言う人がいるかもしれない。でも、本に書かれてある視点から見つめないと私には気づけない。その視点で過去に見たビジネス関連のテレビ番組を振り返るとさらに面白さがます。人の心が動くひとつの視点に気づけた一冊だった。

補足、この本をきっかけに、島田紳助の本を一冊読んでしまった。こちらはこちらでインパクトがありました。

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2010年11月14日

Posted by ブクログ

商品もサービスも企業も、人を惹き付ける「ストーリー」が重要、という内容。全体を通してわかりやすく納得感は高い。実践して実際に成功するのはそう簡単ではないと思うが・・・本筋ではないが、冒頭の島田紳助の話がとてもよかった。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【読書メモ】

●長く売れつづけている人間は、自分の強み(=X)を、必ずと言っていいほど軌道修正して時代の流れ(=Y)に合わせ続けている。だから、XとYの位置はいつも近い。なので、出会い頭の事故(大ブーム)になるようなことはない。せいぜい接触事故。でも売れ続けることができる。

●ストーリーの黄金律
1.何かが欠落しているまたは欠落させられた主人公が、
2.何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標やゴールに向かって
3.数多くの葛藤、障害、敵対する者を乗り越えていく


●3本の矢の法則
1.志(こころざし)のストーリー:心に決めた信念
2.ブランド化のストーリー:一言で伝えられる特徴
3.エピソードのストーリー:上の二つと連動させる


●そんな中で学んだのは、目先の利益を考えず、相手のことを考えて仕事をしていると、まわりまわっていつかは自分の利益がまわってくるということ。「どうやったら儲かるのですか?」という質問には「儲けようと思わないことが儲かること」と答えているそうです。(ビーサン屋げんべい)

●「それって漫画っぽい?」は、選択肢で迷った時など自問自答する重要なキーフレーズだと言います。その意図は、"なるべくありえないこと" "人と違う道を通る" "すがすがしいほどの荒唐無稽さ" "裏表のないチャレンジングスピリット"などの要素が含まれているかどうかが選ぶ基準になるのです。(面白法人カヤック)

●オンリーワンになるための3つのアプローチ
その1:ギュッと絞り込もう
その2:見せ方、魅せ方を変えよう
その3:とにかく宣言しちゃおう(日本一、世界一)


●いくらオンリーワンでも、わかりやすいタグがないと、なかなか人に伝わっていかないのです。(ex.旭山動物園「行動展示」、益田ドライブスクール「心も磨く教習所」)

●「ストーリー」を見つけるための10のヒント
・正直になる、誠実である
・オープンである
・お客さんがストーリーに参加できる余地を残す
・約束以上のことをする
・既存市場を敵にまわす
・商品そのものを売らない
・精神的な満足を売る
・希少性をつくる
・自分が欲しい商品を売る
・ぶっちゃげる

さらに10のヒント

・マイナスをプラスに変えよう
・裏側(バックステージ)を見せる
・体験を売ろう
・時間帯を変えてみよう
  →常識だと思っている営業時間を疑ってみる
・お客さんに教えよう&コミュニティを作ろう
  →人が集まってくれば、自然と仕事や商売につながってくる
・その場で比較して、試してもらおう
・エンターテイメントを売ろう
  →スパイスとして使うのが一番効果的
・あえて売らない、という手もある
・社長をブランディングしよう
  →メディアに露出したり、出版する
・手紙やニュースレターを送ろう
  →定期的につながることが目的。できるだけ露骨に売り込まない。


●ストーリーがうまく発見できないときは、誰か他の人に手伝ってもらいましょう。自分では見えなかったストーリーが見えてくることがあります。
 →自分の家族に話してみて意見を聞いてみる

●「具体的な数字を入れる」・・・具体的な数字を入れることで説得力が大幅にアップする

●ストーリーは常に変化していかなければならない・・・ブレない「志」はちゃんともちながら、できるだけ客観的な目で、自分の強みと時代をすり合わせてみて常に確認し続けることが大切

●ビジネスにおけるストーリーはつくるものではなく発見するものだ

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2010年10月13日

Posted by ブクログ

木村秋則さんのリンゴ、旭山動物園、みやじ豚…ストー
リーによるブランディング成功最新事例が豊富。価格や
品質や広告で人が動かない時代、人の心を動かすのはス
トーリー。秘密は、志、エピソード、ブランド化の三つ。

他との差別化に悩んでいるあなたへ!


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▼3つの共感ポイント▼ 

■ニーズはつくり出すものです。本当のニーズのない生
 活者に「あ、こういうものが欲しかったんだ」と気づ
 いてもらわなければならない(P29)

■はっきり言います。「お客様第一主義」とミッション
 や経営理念に書いてある会社やお店は、かなりヤバい
 です。それは本当の本当に本音ですか?あなた自身や
 社員、家族よりもお客さんの方が大切なのですか?
 (P126)

■“日本で一番高い山である富士山は誰もが知ってるけ
 ど、日本で二番目の高さの山はほとんど知られていな
 い”という例えを聞くと、なるほどと思ってしまいそ
 うになります。でも本当にそうでしょうか?たまたま
 二番目の北岳の知名度が低かっただけで、他にも阿蘇
 山、箱根山、大山、浅間山、蔵王山など全国的に知ら
 れている山はいくつもあります(P148)

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2010年06月08日

Posted by ブクログ

ストーリーの黄金律
①何かが欠落しているまたは欠落させられた主人公が、
②何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標やゴールに向かって
③数多くの葛藤、障害、敵対するものを乗り越えていく

ストーリーの3本の矢の法則
①志のストーリー
②ブランド化のストーリー
③エピソードのストーリー
互いにリンクしあってはじめて相乗効果を上げていく

お客様第一主義はヤバい

「志」の発見の仕方
あなたの会社やお店で実現させたい願望をとことん書き出す
続いて、あなたの会社やお店で絶対にやりたくないことを書き出す
次に、あなたの会社やお店の「強み」と「弱み」を色々な側面から徹底的に書き出す
さらに、「強み」に「社会的意義」という要素を組み合わせてすりあわせる
「強み」×「社会的意義」=「自分の欲望やエゴ」
「強み」×「社会的意義」=「自分の欲望やエゴ」+「何か社会の役に立つ」
「強み」×「社会的意義」=「何か社会の役に立つ」→志→スローガン化

ブランド化のストーリーを作る
他と違うオンリーワンのストーリーを目指す
①ギュッと絞り込む 大手に勝つには? ex. 風の旅行社、皮膚科塗り薬専門 マルホ製薬
②見せ方、魅せ方を変える ex. 心も磨く教習所(益田ドライビングスクール)
③とにかく宣言する ex. 日本一の夕日の町、日本一小さい牧場、Best job in the world.

タグを付け、ラベルを貼ってはじめてブランド化は完成する
いくらオンリーワンでも分かりやすいタグがないとなかなか人には伝わっていかない

エピソードのストーリーの見つけ方
①正直になる・誠実である
②オープンである
③お客さんがストーリーに参加できる余地を残す
④約束以上のことをする
⑤既存市場を敵にまわす
⑥商品そのものを売らない
⑦精神的な満足を売る
⑧希少性をつくる
⑨自分が欲しい商品を売る
⑩ぶっちゃける
⑪マイナスをプラスに変える
自分たちにとってはマイナスだとしか思っていなかったことが、他から見たらとても価値があるものだということは多々ある ex. ユックスヤルビ「アイスホテル」
⑫裏側(バックステージ)を見せる
会社、店、商品の裏側をあえて見せる
⑬体験を売る ex.キッザニア
それ自体が利益を生まなくても、体験した人がファンになってくれる確率は高いし、そこにストーリーが生まれる
⑭時間帯を変えてみる ex. 24時間営業の畳屋
⑮お客さんに教えよう&コミュニティを作ろう
⑯その場で比較して、試してもらう
⑰エンターテインメントを売る ex. サウスウェスト航空 ネクタイを切られるレストラン「トレールダストステーキハウス」
エンタテインメント性はスパイスとして使うのが一番効果的
⑱あえて売らない ex.ネッツトヨタ南国
⑲社長をブランディングする
⑳手紙やニュースレターを送る

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2010年01月05日

Posted by ブクログ

■目次

第1幕 なぜ、価格、品質、広告で 勝負してはいけないの?(理論篇)
1 経営者は、失業者予備軍って知っていましたか?
2 売れ続けるために必要な「XとYの法則」とは?
3 「満足」しただけではお客さんはリピーターにはなってくれません
4 本当のニーズなんてもうないのかもしれません5 価格競争は結局、自分の首をしめるだけですよ
6 「厳選された素材」「こだわりの製法」では何も言ってないのと同じですね
7 ありきたりな広告ではもう見向きもされなくなりました
8 時代の空気はこんなに変わっています。だからこそ・・・
9 人の心にグサッと突き刺さるハリウッド式黄金律を公開します
10 そうか、パンダがいなくてもブランド化はできるんだ!
11 「3本の矢の法則」であなたは最強になります
12 崖っぷちは最大のチャンスなり!

第2幕 こんなストーリーが価値を生む(実例篇)
1 冬は毎年のように大不況!それを乗り切る秘策とは?
かき氷屋 埜庵のストーリー
2 無名の商品をブランド化!これがあなたの生きる道
養豚農家 みやじ豚のストーリー
3 小さな町の片隅から世界を狙う!崖っぷちから有名店へ
ビーサン専門店 げんべいのストーリー
4 どこよりもカッコイイ法人に!BtoBだからこそ差別化せよ
面白法人カヤックのストーリー

第3幕 心が動けば、商品・サービスは売れ続ける(実践篇)
1 まずは最初の一歩を踏み出し、毎日続けることからです
2 「経営理念」がホコリを被っていませんか?
3 「お客様第一主義」の会社はかなりヤバイですよ
4 「志」はこうやって発見しよう
5 「志」にチャレンジする姿が感動を呼ぶのです
6 これが日本初のエコジョイメント企業の「志」です
7 「みんなを幸せにする会社」とは?
8 ブランド化こそがオンリーワンへの道ですね
9 オンリーワンになるための3つのアプローチはコレです
ギュと絞り込もう/見せ方、魅せ方を変えよう/とにかく宣言しちゃおう
10 タグをつけ、ラベルを貼って、はじめてブランド化は完成します
11「ストーリー」を見つけるための10のヒント
マイナスをプラスに変えよう/裏側(バックステージ)を見せる/体験を売ろう/時間帯を変えてみよう/お客さんに教えよう&コミュニティをつくろう/その場で比較して、試してもらおう/エンターテインメントを売ろう/あえて売らない、という手もある/社長をブランディングしよう/手紙やニュースレターを送ろう
12 マル秘パワーアップキットを公開します
13 語り続けましょう。 変わり続けましょう。

■レビュー

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2009年10月14日

Posted by ブクログ

経営戦略を今学んでいます。それにふさわしい本がこれ。価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ、というともすれば陥りがちな経営戦略の間違いを鋭く指摘し、それではどうするかという対処法も書いてある本です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 一見わかりやすいということになる、他社比較。

 価格、品質などを、広告で訴えるが、果たしてそれらを訴えている商品がどれだけ売れているのだろうか?ユニクロより安いフリースは世の中にいっぱい出回ってきているが、それでもフリースNo.1はユニクロなのである。でもって、そのユニクロのフリースの品質がトップレベルなのだろうか、いやいやそうではないだろう、しかしあの値段では十二分に納得できるから購入されるのであろう。

 大手量販から始まり、小売りに至るまで、他社と比較することで、みんながみんな安売りの蟻地獄に入っていき、旦那の給料が下がり、安いものしか買えなくなり、さらに安いものを売らないといけなくなっていく・・・というジレンマのように思えている。不必要なものを売るという拡大路線からのシフトは必要であることを皆が認識する必要があるが、何でもかんでも安売りで解決することはない。

 そんな中、きちんとした価格で、自信を持って販売している生産者、商人たちを紹介している。お客さんの気持ち、満足感を考え、長く使っていただく、大切に使っていただく、美味しく食べていただくことを、きちんと考えて提供する。そして、お互いに感謝しあえる関係が構築できるということが重要なのである。

 そんな単純なことを、私たちは忘れているように思う。

 インターネットだけが双方向ではない。

 商いこそが、双方向の原点ではないだろうか。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

「志」心に決めた信念があり、そして向かうべき目標、言い換えれば何のために存在するのか?
という使命がないことには、今日では5年は栄えても10年、20年と長期には存在できない。
そのためには存在意義を再定義することになるが、これを明確にできるなるかどうかがわけれ道。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

何で差別化すべきか?

→ストーリーには人の感情を動かす力がある
志、ブランド化、エピソードのストーリーがリンクしあって、生活者からみて納得できるものにする
強みと社会的意義に自分の欲望やエゴを一旦加えた上で、その後削ることでリアリティのあるものになる
ブランド化こそがオンリーワンへの道
オンリーワンになるために
1.絞りこむ
2.見せ方を変える
3.とにかく宣言する

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2014年01月03日

Posted by ブクログ

(U)商品が売れ続けるためには、3つの黄金律ストーリーがあると筆者は主張している。人に理解してもらい、気持ちを動かす力にするには、ストーリーが必要でありメリットは大きい。

この本では、黄金律を利用した事例として幾つか紹介されており、考え方を思い浮かべながら、これらの事例を読むと理解が深まるし、選ばれた事例を読むだけでも、商売に拘っている姿勢に感じるものがある。(これだけでも読む価値あり)

人を動かして何かを成功させようと考えている人はぜひ、一度読んでみると良い。

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2010年04月19日

Posted by ブクログ

まあまあよかった。短期間でブランドになるためには共感される、誰かに話したくなるストーリーが肝要。っていうような内容。

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2009年10月21日

「ビジネス・経済」ランキング