あらすじ
夜明けの光の中でキャロラインは愕然とした。そこは昨夜初めて会った男性――ルーカスの豪邸のベッドの上。大学の同級生ダニーからロシア語の通訳の代役を頼まれ、“ダニー”としてルーカスの通訳を務めた結果がこれだった。恥ずかしさのあまり、キャロラインは書き置きも残さずに立ち去る。一方、ルーカスは彼女に逃げられたと知り、自尊心を傷つけられながらも、後腐れのない別れに安堵した。だが翌日、仲介者から“ダニー”は娼婦だと聞かされて激怒する。それでも甘美な一夜が忘れられず、彼女の家を訪ねると、ダニーと名乗って現れたのは、まったく別の女性だった!
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Posted by ブクログ
主人公が幸せであればあるほどその後に待ち受けるつらい時間が怖いと思いながら読み進めていました。HQならこの後絶対悲劇的なことがあるはずだと思っていたらやっぱりそうなのでばかぁと思いながら早く幸せな二人に戻ってよと思っていたらあっという間だったのでだよねと微笑みながら読み終わりました。